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2013.12.29
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カテゴリ:家作り
全ステップを照らすLED階段灯を設置
全ステップを照らすLED階段灯をDIYで設置しました。
滋賀県大津市にあるアガタ電子の階段灯「きらめきI」です。
照度センサにより周囲の明るさに応じて自動でON/OFFするタイプです。
ちなみに「きらめきII」は人感センサタイプです。

階段の踊り場から
階段の照明を消灯している時に、階段の踊り場から見るとこのように見えます。

滑り止めの溝が反射で光る
上から見ると、段鼻に付いている滑り止めの溝が反射で光ります。
ちなみに、階段はUVコーティングしており、光沢はあるものの、滑りにくくなっています。

廊下からの俯瞰
2階の廊下から見下ろすと、こんな感じです。
反射などで階段室全体が照らされ、手すりもしっかり見えています。

廊下のLED保安灯と階段灯
廊下にはパナソニックのLED保安灯(LBJ70981)があり、階段灯のLEDと光色が同じなので、違和感がありません。
自室で寝ていて階段灯の設置に気付かなかった娘は、最初は廊下の保安灯が階段を照らしていると思って気付かなかったそうです。
そういえば、子供たちは夜でも階段の照明を点けません。

余談ですが、LBJ70981はWTF4087WKにコスモシリーズワイド21ラウンドプレートを付けたものです。
しかし、LBJ70981やLBJ70991の方がWTF4087WK単体より安く売られています。

高輝度黄色発光ダイオード(LED)のランプユニット
ランプユニットは幅2cm程度で、高輝度黄色LEDが封入されています。

2013122806.jpg
階段の蹴込み板の上部に12mmの穴を開けてランプユニットを差し込んでいきます。
取扱説明書には接着が推奨されていますが、正確に12mmの穴を開けていれば不要でしょう。
奥まで差し込めばしっかり固定されます。
素手では引き抜けなくなるので、引き抜くときは、プライヤなどが必要です。
穴あけはSTAR-MのNo.7Sインパクトビット12mmを使いました。
RYOBI充電式ドライバドリルBD-70では性能ギリギリで、13段目で電池切れ、再充電が必要でしたが。

最上段のハーネス取り出し
我が家の階段下納戸は一番下の1段目まで開放して使えるようにしています。
そのため、ランプユニットの配線は苦労しなかったのですが、最上段だけ少し苦労しました。
最上段の蹴込み裏だけ、このように壁と蹴込みの隙間が10mm以下になっていたからです。
蹴込みの裏は2階の床下とつながっており、差し込んだハーネスが下に垂れてくれません。
写真のように下敷きを差し込んでハーネスを階段室まで垂らすことに成功しました。

コントローラー
コントローラーはこのような外観で、茶色なのは蹴込み板に固定することを前提にしているからだと思います。
サイズは97mm×56mmで四隅に固定用の穴が開いています。
約60cmのハーネスと、約170cmの電源コードが接続されています。
半透明の丸い部品は照度センサーで、「センサ感度」のバリオームを回して調整できます。
初期設定は「低」側になっています。
「光量」のバリオームではLEDの明るさを調整できます。
「このシールは施工が終わるまではがさないで下さい」と書かれていますが、はがさずに調整用の穴の部分だけカッターで十字に切って使っています。

コントローラーを階段裏に設置
取扱説明書には階段の蹴込みや壁にコントローラを取り付けるように書かれていますが、裏に設置しました。
蹴込みや壁に付けるとコンセントを通すためだけに直径24mmもの穴を開けないといけないからです。
いくら茶色とはいえ、目立ちますし。
固定は付属のネジではなく、スポンジ付き両面テープです。

コントローラーのセンサー用の位置
コントローラーの取り付け位置は下から6段目の左側にしています。
この位置に設置すると、階段下納戸に設置されているコンセント付き照明に延長コードなしで接続できました。
また、ダイニング側の照明の影響を受けにくいと思いました。
穴のサイズはランプユニットと同じ12mmです。
これでもしっかり明暗センサーが機能してくれます。
リビング階段で約6m先に窓があり、カーテンを開け閉めしなくても、ON/OFFされています。
消費電力は最大5Wらしいので、17時から5時まで点灯した場合、電化上手の我が家では月平均33.78円になります。

コントローラーのセンサー用の穴
ホコリの侵入をふせぐため、コントローラーのセンサー用の穴に透明な梱包用テープを貼っています。
切削面が見えているので、そのうち適当なカバーやスリーブでも付けようと思います。

階段灯「きらめきI」はアガタ電子にメールで連絡して購入しました(代引き)。
購入前のメールのやり取りから、現在の階段灯のページに記載されている情報に間違いがあることがわかっています。

「フル充電時15個接続で停電時30分点灯」
→オプション仕様なので、標準品の「きらめきI」には無い機能です。

梱包内容で「ランプユニット 15本」
→標準は13本、追加1本1000円だそうです。

「きらめきI」標準セットは以下の通りです。
コントローラー 1個
ランプユニット 13本
550mm中継ハーネス 3本
1000mm中継ハーネス 1本
取付ネジ M3.0×25 4本
取扱説明書 1部

標準セットの価格は次の通りでした。

きらめきI 13段(明暗センサータイプ)税抜25,000円
きらめきII 13段(人感センサータイプ)税抜35,000円
ランプ一段追加毎に1,000円

我が家の階段の段数は15段のため、ランプユニット2本の追加が必要です。
(一条工務店のセゾンですが、1階の天井高を2400mm仕様にしているため)
きらめきIは、最大17段まで対応できるようです。

きらめきIと同様な階段灯には、LIXILの「明るさセンサー付足元灯 スポッ灯」があります。
階段のオプションとして用意されているもので、蹴込み板にあらかじめLED灯が仕込まれます。
通常の蹴込み板との差額が2,000円、コントローラーが12,600円です。
15段の我が家の場合、42,600円かかることになります。
ただし、スポッ灯照明部品のみの単品販売はしないそうなので、買えません。

スポッ灯のようなものが欲しいのであれば、「きらめきI」をDIYで取り付けるか、新築時なら施主支給で取り付けてもらえばいいと思います。
一条工務店の場合、取付費を払えば施主支給できますので、我が家の照明は全て施主支給にして20万円以上節約しています。



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