2015/02/09(月)19:19
環境省が定義する「無責任飼い主」とは?
環境省の発行した「宣誓!無責任飼い主0(ゼロ)宣言!!」というパンフレットが回覧板でまわってきました。
誰が誰に対して何を宣誓したり宣言するのか、謎のタイトルなのですが、内容はネット上で確認できます。
パンフレット「宣誓!無責任飼い主0(ゼロ)宣言!!」(環境省自然環境局)
すでに犬や猫を飼っている人だけでなく、これから犬や猫を飼う予定の人も一度ダウンロードして見ておくべきだと思います。
また、啓蒙用の動画も作成されたようですので、こちらも観てみましょう。
「ペットを飼う覚悟と責任」~ペットの命はあなたにゆだねられています
「ほんとうに飼えるかな?」
我が家の猫は動物愛護センターで譲渡される条件としてマイクロチップが埋め込まれていました。
埋め込まれているはずの背中を触ってもチップの場所はわかりません。
避妊手術やワクチン接種と同じく、チップ埋め込みも無料でしたが、登録は自分で自費(1,000円)で行う必要がありました。
日本では、マイクロチップの登録を日本獣医師会が担当しています。
日獣医サイトの「動物の福祉及び愛護」の項目はマイクロチップを用いた動物の個体識別から始まっています。
それだけ動物愛護の観点から重要な作業なのでしょう。
現在の登録数は動物ID情報データベースシステムからリアルタイムにマイクロチップの登録数が確認できます。
2月9日現在の登録数は1,062,153件(犬:859,489件、猫:198,694件、その他:3,970件)です。
死んだときは連絡して抹消してもらう必要がありますが、連絡しない人もいるでしょうから、実数は少ないと思います。
犬や猫の飼育頭数や飼いたいと思っている人の数はペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査が参考になります。
犬は約1千万頭が飼われており、そのうちマイクロチップを埋め込まれているのは約86万頭ですから、9%未満ですね。
猫も約1千万頭が飼われており、そのうちマイクロチップを埋め込まれているのは20万頭に満たないことになります(2%未満)。
マイクロチップを埋め込まれている犬や猫が極めて少ないということが判ります。
(関連記事:カテゴリー[ ネコ ])
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