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我が家は2008年に販売されていた初期型のアラウーノを使っています。 取扱説明書には、洗剤タンクへの補充は、台所用中性洗剤を使うようにと書かれています。 使用できない洗剤として、トイレ用洗剤、ジェルタイプ、ヤシの実洗剤ぐらいしかありませんでした。 このアラウーノにはライオンの「CHARMY泡のチカラ」が推奨されていました(製品にも同梱)。 そのため、最近までCHARMY泡のチカラ除菌EXやアップルアロマを選んでいました。 もちろん、アラウーノだけでなく、キッチンでの手洗い用洗剤としても使っています。 しかし、泡のチカラシリーズは2015年1月に出荷終了し、代わりにCHARMY Magica(マジカ)が発売されました。 そこで、とりあえずCHARMY Magica「スプラッシュオレンジの香り」を選びました。 同じCHARMYシリーズなので、問題ないだろうと思ったからです。 しかし、最新のアラウーノの取扱説明書を見たら、使用できない洗剤が増えていることに気づきました。 使用できない洗剤として、増えていたのは、次の3点です。 ●オレンジオイルを含む洗剤 ●柑橘系の香りを有する洗剤 ●アルコールを含む洗剤 少し調べると、オレンジオイルや柑橘系の香りには、リモネンが含まれることがあり、樹脂を劣化させるおそれがあるようです。 ただ、洗剤の使用量は1度に0.3ミリリットル程度であり、洗浄水で薄められるため、問題ないかもしれません。 またアラウーノの便器部分はアクリル系樹脂(PMMA)らしいので、柔らかい樹脂に比べれば比較的強いと思われます。 しかし、洗剤タンクや配管は柔らかい樹脂なので、リモネンを含む洗剤が長期間触れると腐食するおそれがあるのでしょう。 ちなみにリモネンに耐えられる樹脂で一般的なものは、フッ素(テフロン)樹脂(PTFE)ぐらいです。 ライオンのWEBサイトで公開されているCHARMY Magicaの成分を調べると、以下の通りでした。 ・バランス剤:水 ・界面活性剤:アルキルアミンオキシド、アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、アルキルスルホン酸ナトリウム、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸 ・安定化剤:エチルアルコール、p-トルエンスルホン酸、クエン酸、スルファミン酸 ・pH調整剤:水酸化ナトリウム ・香料:香料(内容不明) ・除菌剤:除菌剤(内容不明) 香料としてリモネンが含まれていなければ問題ないのかもしれません。 ただし、アルコールを含む洗剤という点でも引っかかりました。 ライオンの台所用洗剤の多くは、安定化剤としてエチルアルコールが含まれています。 他社製品でもエタノールを含まない中性洗剤はあるのでしょうか? ちなみに、「高級アルコール系洗剤」というのは価格の高いアルコールを使っているのではありません。 動植物性油脂や石油から精製された界面活性剤を使った洗剤という意味です。 取扱説明書にあるハイ・パーツショップで扱っているアラウーノ泡洗浄用補充液「アラウーノフォーム」についても少し調べました。 2種類あるようで、無香性のCH399が250mL×1本で420円(税別・送料別)でした。 成分は「界面活性剤、粘度調整剤、安定化剤」だそうです。 安定化剤としてエタノールが使われているかなど、詳細は不明です。 フローラルの香りのCH394は240mL×2本で1,580円(税別・送料別)でした。 成分は「陰イオン界面活性剤、非イオン、界面活性剤、香料、キレート剤」となっており、異なります。 (おそらく「非イオン、界面活性剤」ではなく、「非イオン界面活性剤」なのでしょうね) 初期のアラウーノの取扱説明書にあった「男性も座って小便をしましょう」がないことにも気づきました。 泡を出して立小便時の尿ハネを軽減する機能が付いたからかもしれません。 [このnoahnoah研究所のブログ記事をGoogleで検索] → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2020.12.14 19:44:17
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