テーマ:家電よもやま(9603)
カテゴリ:家電
我が家の1階リビングダイニングにあるエアコンは、天井埋め込み式のNational(Panasonic)マルチエアコンCS-MB402AW2です。 マルチエアコンは1台の室外機(CU-M536A2)で2台のエアコンを動かすタイプで、もう1台(CS-MB166AC2)は猫部屋にあります。 このエアコンは冷暖房に使えるタイプですが、冷房しか使っていません(冬は床暖房のみ)。 7月に冷房を使い始めたところ、温度設定を低くしても、あまり冷たい風が出ないことに気付きました。 また、運転中、突然2台同時にタイマーランプが黄色点滅して、2台とも運転を停止してしまうことが数回ありました。 そのときは脱衣所にあるエアコンのブレーカーを落としてリセットすることで復旧させています。 当初、今年初めに室外機の騒音対策として、脚部に丸形防振ゴムを付けてもらった影響を疑いました。 防振ゴムを付けるときに室外機を持ち上げるので、配管が損傷する可能性についての警告を受けていたからです。 ひとまずエアコンを取り付けた一条工務店経由でパナソニックのサービスに連絡し、診てもらいました。 診断の結果、室内機の熱交換器にできたピンホールからのガス漏れとのことでした。 (こちらから伝えた症状だけで、予想がついていたらしいのですが) 診断した翌日には熱交換器を取り替えることになりました。 よくある話のようで、一条工務店から症状を聞いただけで、新しい熱交換器を発注していたようです。 つまり、CS-MB402AW2の熱交換器はガス漏れの原因になりやすいということでしょうか。 熱交換器を取り外すと、中はこんな感じです。 2つのシロッコファンが熱交換器の裏側に配置されているのがわかります。 (2方向に吹き出すので、シロッコファンも2つあります) 写真の上側が外した古い熱交換器、下側が新しい熱交換器(CW2029108)です。 古い方は錆が出ており、配管の腐食がピンホールによるガス漏れを引き起こしたのでしょう。 新しい熱交換器の色は灰色ではなく、青っぽくなっています。 使い始めは青いのでしょうか。 手前に見える配管に錆が発生しています。 このあたりから穴が開いて冷媒ガスが漏れたのでしょう。 熱交換器が錆びやすかったため、錆びにくい材料に変更されているのかもしれません。 エコキュートも塩害対策品では室外機の熱交換器が青くなりますので。 1台の熱交換器が無事に交換され、2台のエアコンが復活しました。 ガス漏れすると複数台が使えなくなるという、マルチエアコンのリスクですね。 それにしても、エアコンの熱交換器は結露するのが普通ですから、それで錆びてもらっては困ります。 今回のエアコン修理で発行された出張修理明細書と請求内訳明細書です。 交換した部品はCS-MB402AW2の熱交換器(CW2029108)のみでした。 修理代¥50,868の内訳は、部品代¥12,000、技術料¥32,600、出張料¥2,500、消費税¥3,768です。 診断に来てくれた時、交換するまでのつなぎとしてガスを補充してくれたそうですが、その分は無料でした。 請求書は後日郵送されるそうです。 (関連記事) 2008/11/16 エアコンを天井に埋め込む 2011/10/09 エアコンのブレーカーを落とす 2013/09/03 エアコンの室内機にサビ 2014/12/29 床暖房およびエアコン室外機の再施工が決まる 2015/01/18 室外機の騒音対策として、丸形防振ゴムが追加される → このnoahnoah研究所のブログ内をGoogleで検索する → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へメールを送る ※このnoahnoah研究所のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)の画像および文章は、出典元を示していただければ、私に事前許可を得ることなく、引用していただいても構いません(出典元を示さず盗用しないようにお願いします)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.11 23:05:52
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