テーマ:家を建てたい!(9948)
カテゴリ:家作り
2月5日の7:41に神奈川県東部(北緯35.6度、東経139.5)深さ30kmで発生した地震はM4.6でした。
最大震度は4ですが、私の住んでいる区では震度3です。 下からドンッと強い衝撃があったので、大きい地震かと思いましたが、その後は大きな横揺れもなく短時間に収まり、拍子抜けです。 ふちなし水槽は上端から5cmぐらいまで水位を上げていたものの、大きく波打つこともなく、まったくこぼれませんでした。 我が家は一条工務店の免震住宅ですが、免震装置が働くのは震度5以上ですので、震度3では働きません。 また、免震装置は水平方向しか動かないので、縦揺れでは働きませんが、被害が生じるのは横揺れですので、問題ありません。 なお、免震装置が働くと、建物と床下の相対的な位置変化を記録するための変位計が、床下のコンクリートに軌跡を描きます。 家を建てた当時(東日本大震災前)の変位計です。 一条工務店の免震装置はスライダーと積層ゴムのセットです。 家の荷重を支えるとともに、地震時は水平方向に滑ることで、地面からの震動を建物に伝えないようにします。 スライダーだけでは地震後に家の場所がズレてしまうおそれがあるので、積層ゴムで原点に復帰させる効果を得ようとしています。 設置時には、変位計の下には何も描かれていません。 ただし、変位計の近傍には線が引かれており、免震架台設置時の基準線のようなものだと思われます。 東日本大震災後の変位計です。 初期状態に比べると、変位計の接地点に十字の線が引かれていることがわかります。 震災前に一条工務店が床下を点検した時に引かれたものと思われますが、鉛筆を使ってフリーハンドで描いたと思われる適当な線です。 変位計の先端には蝋石(ロウセキ)が付けられており、地面と建物のズレを記録します。 一部の家には、一条工務店によって、コンクリートの上にちゃんとした記録板を使った変位計が設置されているようです。 コンクリートの上は凸凹しているため、記録板がないと、綺麗な軌跡は描けないと思います。 結構ゴミが落ちていますね。 繰り返し動いたら、ロウセキが削れたり折れたりして、線が太くなってしまうかもしれません。 東日本大震災後の積層ゴムは少しずれているように見えますが、一条工務店によれば、これでも問題ないそうです。 → このnoahnoah研究所のブログ内をGoogleで検索する → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へメールを送る ※このnoahnoah研究所のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)へのコメント書き込みは、楽天ブログへのログインが必要です。 ※出典元を示していただければ、私に事前許可を得ることなく、画像および文章を引用していただいても構いません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.02.27 22:41:45
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