テーマ:太陽光発電(1117)
カテゴリ:太陽光発電
![]() 我が家は新築時に一条工務店のキャンペーンで太陽光発電システムを付けました。 昭和シェルソーラー(ソーラーフロンティア)の太陽光発電パネルSC75-RT-Aを40枚3.0kW分を載せています。 なお、出荷報告書によれば、公称最大出力値合計は3.000kWですが、出荷総量は3.099kWです。 ![]() これまでの発電量を各月ごとに比較したところ、日照時間に対する発電量が低下する一方でした。 (表示ユニット異常により、2014年6月25日から2014年07月17日までの発電量の記録は不明なのでゼロとしています) (横浜の全天日射量は不明ですが、全天日射量は日照時間に比例するため、代用できます) ![]() 保証規定では、定格最大出力90%に対して10%以上出力が低下した場合(81%)、無料修理の対象となります。 日照時間あたりの発電量が初期よりも8割以下になった月がほとんどなので、調査を依頼することにしました。 ![]() 昭和シェルソーラーの太陽光発電システムの保証期間は10年しかありません。 引き渡し後10年間となっており、引き渡し日は東京電力と連係を開始した日と同じ2008年10月7日でした。 2018年10月7日までに無料修理の対象になるかどうかが問題です。 なお、国が定めた買い取り期間起算日は2009年11月20日です。 2019年11月20日まで、余剰電力が48円/kWhで売れます。 現在はソーラープレミアム経由で+1円高く買い取ってもらっています。 発電量が少ない割に単価は大きいので、性能が劣化すると、とても痛いわけです。 ![]() ソーラーフロンティアに太陽光発電の調査を依頼すると、まず施工業者に調査を依頼するように言われます。 施工側に問題がないかを先に調査しなければ、メーカーは調査をしないということです。 そこで、一条工務店に連絡を取り、調査してもらいました。 先週が調査の予定だったのですが、天候が悪かったため、今日になりました。 (発電している状態での調査が必要のため) この調査は第一種電気工事士の資格を持った人が担当するように指定されるそうです。 そのためか、第一種電気工事士免状を提示されました。 まず室内にあるパワーコンディショナ(SPC4002)と接続箱(SSB0301)が調査されます。 どちらも販売元である昭和シェルソーラーのロゴが入っている製品です。 SPC4002は三洋電機(現パナソニック)のSSI-TL40A4と同じに見えるので、おそらくOEMだと思います。 ![]() 接続箱を開けると、中はこんな感じになっています。 ![]() パワーコンディショナーも開けて調査されます。 この調査では、表示ユニットに停電を示す「P-02」というコードが記録されました。 パワーコンディショナーに表示される瞬間発電量と積算発電量が調査票に記録されます。 しかし、日照量に対する発電量は調査されることはありません。 一条工務店は、あくまで施工上の問題がないかを調べるだけです。 現時点では、太陽光発電パネルやパワーコンディショナーの性能劣化具合はわからないそうです。 ![]() 自立運転モードにして、パワーコンディショナ側面にある非常用コンセントからの出力を確認します。 直接、白熱電球を突き刺して点灯させていました。 ![]() 分電盤に問題ないかも確認します。 ![]() 分電盤のカバーを開けて配線も調べます。 室内電気工事の施工に問題はなく、アースなども良好だったそうです。 最後に屋外で電気メーターを調べたり、太陽光発電パネルの外観をチェックして、調査は終了しました。 この調査結果をソーラーフロンティアに送り、それを見たソーラーフロンティアがどうするか判断するそうです。 ![]() 保証書に同封されていた案内文は、設置後1年、5年、9年での定期点検を勧める内容になっています。 しかし、一条工務店では無料定期点検や定期点検を勧めることは行っていませんでした。 昭和シェルソーラーの場合は無料点検のしくみがなく、もし定期点検を行う場合は、有料になるだろうとのことです。 一条工務店も今回の調査が初めてらしく、ソーラーフロンティアから調査手順を入手するのに時間がかかっていました。 そのうち太陽光発電パネルもしくはパワーコンディショナが劣化していないか調査することになると思います。 ただし、いつだれがどのように調査するのかは、現時点では不明です。 ソーラーフロンティアは、表示ユニット異常時の対応も含め、あまり良い印象がないメーカーになってしまいました。 現在、一条工務店は自社生産した太陽光発電パネルを使っているそうです。
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2016.04.09 18:15:19
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