カテゴリ:旅行・観光
2015年11月にできたミツカンの博物館「MIM(MIZKAN MUSEUM:ミツカンミュージアム)」の自由見学に行きました。 MIMの場所は、愛知県半田市中村町にあるミツカン本社のすぐ隣です。 以前は博物館「酢の里」でした。 通常であれば、MIMは有料で人数制限のある事前予約制の体験型博物館です。 30分おきに25名までのガイド付きツアーが組まれます(ツアー所用時間90分)。 しかし、5月3日と5月4日は無料の自由見学日で、自由に入ることができました。 自由見学自体は、何かのイベントがあるたびに、やっているみたいです。 あまりWEB上には明記されていないので、スタッフのブログをチェックする必要があります。 MIMは免震構造建物で、可動範囲は最大75cmもあります。 奥に見える隙間が免震境界のようです。 この警告表示は可動範囲内に設置されているため、震動時にぶつかって壊れる可能性があります。 ちなみに、我が家も一条工務店の免震住宅ですが、可動範囲は最大35cmなので、倍以上ですね。 (関連記事:一条工務店免震住宅の基礎と骨組み) MIMに入ると、お土産として、ごはん約3.4合分のおむすび(約14個分)ができる「ミツカン おむすび山 焼きたらこ」を一人1個ずついただきました。 我が家には普段使いできる非常食として、ふりかけ類を多数揃えているので、助かります。 酢の製造工程を昔と比較しながら見学できます。 昔の酢をしぼるための設備です。 近くにある樽の中を覗くと、現在の製造設備が見えたりします。 現在も実際に使われている醗酵室なのだそうです。 この中で酢酸菌が酢を醸しているのでしょう。 約2週間で酢ができるそうです。 昔のミツカン酢のユニフォームです。 「清酢」と書かれています。 現在の食酢品質表示基準には「精酢」という分類はありませんが、「米酢」と分けているメーカーもあります。 この地域は昔から醸造業が盛んで、日本酒作りの副産物である酒粕も豊富にありました。 江戸時代の寿司文化に乗り、米から作る米酢(よねず)の代わりに安い酒粕から粕酢(赤酢)を作ったのがミツカン成功のきっかけです。 日本酒も米から作るので、その搾りかすである酒粕も米から作られているのですが。 現在、赤酢としては、純酒粕酢「三ツ判山吹」が首都圏限定で販売されています。 (さらに高級なMIZKAN MUSEUM 限定発売発売 純酒粕酢 「千夜」もあります) 山車関係の模様でしょうか。 (5年ごとに半田市内にある31台の山車が集まる「はんだ山車まつり」は、来年2017年に開催される予定) 富士宮丸為次郎船(ふじみやまるためじろうぶね)が再現されています。 江戸へ酢を運んだ弁才船で、為次郎を船頭とする富士宮丸です。 舵が大きいですが、これでも小型なのだそうです。 錨も大きいですね。 一応、乗れます。 ミツカンが発展するきっかけとなった酢飯を使う寿司の模型が展示されています。 よくわかりませんが、ブルーベリー黒酢かアサイー黒酢らしき液体をいただきました。 内臓脂肪の減少に効くらしいです。 とくに酸っぱくなく、普通に飲めます。 ハングル文字ではありません。 「フォトすポット」だそうです。 大人用と子供用が用意されています。 娘の「す」です。 姪の「す」です。 ミツカン関連施設の周りには半田運河があります。 弁才船に積まれたミツカン酢が、この運河から江戸や大阪へ運ばれていました。 端午の節句が近づくと、半田運河には多数の鯉のぼりが設置されます。 (お知らせ) noahnoah研究所は、2016年2月から"http://ito.o.oo7.jp/nnl/"がメインサイトになりました。 これまでの"http://homepage3.nifty.com/nnl/"は、2016年9月29日にサービスが終了します。 ミラーサイト"http://freett.com/nnl/"は、2016年3月31日に廃止されました。 お手数ですが、ブックマークを"http://ito.o.oo7.jp/nnl/"に変更してください。 → 伊藤@横浜のROOMへ行く → このnoahnoah研究所のブログ内をGoogleで検索する → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へメールを送る ※このnoahnoah研究所のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)の画像および文章は、出典元を示していただければ、私に事前許可を得ることなく、引用していただいても構いません(出典元を示さず盗用しないようにお願いします)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.08 17:17:29
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