カテゴリ:庭いじり
免震用雨どいは分割可能なジャバラになっており、その一部を下方にズラして外して、屋根に降った雨を庭に散水しています。 雨どいから垂れた雨水は、その流れを遮断するためにかぶせたカップにはじかれ、基礎の一部を濡らします。 その濡れた基礎には、我が家の庭に生息しているナメクジたちが集まってきます。 庭にいるナメクジの種類は、戦後入ってきた侵略的外来種ワースト100のうちのひとつ「チャコウラナメクジ(茶甲羅蛞蝓)」のみです。 以下、チャコウラナメクジを駆除しているときの写真です。 ナメクジを特に気にしない人は、モザイク画像をクリックしてください。 コウラナメクジ科の背中にはコブのような盛り上がり(甲羅部)があり、その中に退化した殻が入っています。 日本在来種のナメクジは、コウラナメクジ科(=外来種)ではないので、そのような甲羅部はありません。 もし在来種であれば、生かしてもいいのですが、外来種のチャコウラナメクジは、たとえ農作物への被害がなくても駆除の対象です。 ちなみに、現在の我が家の庭には、野菜と呼べるものはニラぐらいしかありません。 ナメクジ駆除剤はメタアルデヒドを含むタイプもありますが、我が家では、リン酸第二鉄(FePO4)を含む誘引ナメクジ殺虫剤を選んでいます。 (関連記事:ナメクジ退治) リン酸第二鉄がナメクジやカタツムリの体内で還元されたときに発生する活性酸素が効くとされています。 メタアルデヒドのような即効性がない反面、ナメクジの死体を見たり、掃除する必要がありません。 活性酸素で胃腸が機能しなくなったナメクジが、隠れ家に戻ってから、ゆっくり衰弱して死ぬからです。 なお、リン酸第二鉄は哺乳類の人間やペットなどに対して害を与えないので、誤食しても安全です。 このナメクジ殺虫剤を食べたナメクジをトカゲやヤモリが食べても害はないはずです。 ナメクジが活動するのは主に夜間ですので、ナメクジ駆除剤は日没後から使用する方が効率が良いと思います。 大量にナメクジ殺虫剤を置いても、それなりにナメクジの生息数が多いと、一晩でなくなります。 個体数が減るごとに、ナメクジ駆除剤が翌日に残ることが多くなります。 食べずに残った駆除剤は安全な土になるため、野菜を作っている土の上でもじかに使えます(有機JAS認定)。 ただし、ナメクジ駆除剤をダンゴムシやアリなどの虫が食べてしまっているのを見かけます。 メタアルデヒド系のナメクジ駆除剤には虫にも効くタイプもあります。 濡れた基礎にナメクジが誘引されることで、ナメクジ駆除剤が効率的に使用できる反面、ナメクジによる食害が心配です。 一応、基礎コンクリートは塗装されているとはいえ、塗装ごとナメクジが食べないとも限りません。 そもそも、雨どいから雨水が垂れ、周りに水しぶきが跳ねるのは、あまり美しくありません。 濡れた基礎に緑藻が生える原因にもなりますので、いずれ対策しようと思います。 (お知らせ) noahnoah研究所は、2016年2月から"http://ito.o.oo7.jp/nnl/"がメインサイトになりました。 これまでの"http://homepage3.nifty.com/nnl/"は、2016年9月29日にサービスが終了します。 ミラーサイト"http://freett.com/nnl/"は、2016年3月31日に廃止されました。 お手数ですが、ブックマークを"http://ito.o.oo7.jp/nnl/"に変更してください。 → 伊藤@横浜のROOMへ行く → このnoahnoah研究所のブログ内をGoogleで検索する → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へメールを送る ※このnoahnoah研究所のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)の画像および文章は、出典元を示していただければ、私に事前許可を得ることなく、引用していただいても構いません(出典元を示さず盗用しないようにお願いします)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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