テーマ:家を建てたい!(9956)
カテゴリ:家作り
我が家は一条工務店で2008年頃に建てたセゾンです。
断熱性については、「夢の家3」レベルなので、現行の「夢の家4」よりも少し落ちます。 先日、横浜に雪が降った日の夜、窓には盛大な結露が発生していました。 これまで、これほど結露が発生したことはなかったため、珍しい現象です。 窓は複層Low-Eガラス付樹脂サッシで、2枚のLow-Eガラス間に格子が入っているタイプです。 この格子はただのデザインで、窓ガラスを支えるなどの機能性はありません。 現行の一条工務店は、「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」を使っており、格子は入らないようです。 2枚のガラスの間にある格子は、たとえガラスと接触していなくてもヒートブリッジ(熱橋)となり、結露の起点となります。 断熱性を重視するなら、こういうタイプのデザインを選ばない方がいのでしょうね。 ただ、これだけ盛大に結露が発生したのは初めてです。 加湿器を替えたことで室内の湿度が高めに維持されていたことが原因だと思います。 この窓の直近には加湿器がありますし。 (関連記事:気化式加湿器 Panasonic FE-KXM07-T(クリスタルブラウン)) また、断熱のためシェード・カーテンを閉めていたことも、結露を促進した原因でしょう。 カーテンと窓の間に入り込んだ空気が、結露するまで冷やされることを繰り返すからです。 かといって、カーテンを開けたままでは室温が下がり、暖房のエネルギーが無駄になります。 実は窓が結露すること自体は問題になりません。 いくら結露しても、結露水はサッシの溝から外部に排出されるからです。 せっかく加湿した空気が結露で失われたり、水蒸気に含まれる熱が窓に奪われることが問題です。 また、カーテンが窓に接触していると、結露水で濡れてカビの原因になるため、注意する必要があります。 このとき、室温は約20℃で湿度53%、外気温は2℃以下でした。 ちなみに、全館床暖房の設定は25℃でした。 この前日から24時間稼働させていましたが、翌日からは稼働時間を23時から7時だけに戻しています。 なお、カーテンのない窓や、続き部屋の掃き出し窓には結露が発生していませんでした。 この掃き出し窓はシャッターにより断熱性が上がっているからでしょう。 一条工務店標準の熱交換型24時間換気扇(MAX社製 ES-U06S1)のカバーにも結露が発生していました。 現在の一条工務店の家では集中換気のロスガードが使われているので、こういうこともないのでしょうね。 結露している場所の裏側には給気フィルターがあり、一応スポンジで覆われているのですが、冷気が伝わってしまうようです。 スポンジがカバー内部で接触しているみたいなので、やはり、カバーの設計がダメなのでしょう。 (関連記事:一条工務店標準の熱交換型換気扇にある問題点と改善方法) 今季から24時間換気をやめた2階トイレの換気扇シャッター表面は結露していませんでした。 また、手をかざしてみましたが、特に冷気を感じませんでした。 (関連記事:2階トイレの換気扇も交換) このとき、2階トイレの室温は19.3℃、湿度は62%でした。 2階トイレの換気扇は、タイマースイッチを使い、30分で自動的に止まるようにしています。 ちなみに、1階トイレはこれまで通り24時間換気です。 (関連記事:浴室の換気扇スイッチをトイレの換気扇スイッチとしてドミノ移植) (お知らせ) noahnoah研究所は、2016年2月から "http://ito.o.oo7.jp/nnl/" に引っ越しています。 従来のサイト "http://homepage3.nifty.com/nnl/" や "http://freett.com/nnl/" にはアクセスできません。 お手数ですが、ブックマーク先は "http://ito.o.oo7.jp/nnl/" に変更してください。 → 伊藤@横浜のROOMへ行く → このnoahnoah研究所のブログ内をGoogleで検索する → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へメールを送る ※このnoahnoah研究所のブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)の画像および文章は、出典元を示していただければ、私に事前許可を得ることなく、引用していただいても構いません(出典元を示さず盗用しないようにお願いします)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2016.11.27 16:39:34
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