noahnoah研究所

2022/02/06(日)17:42

一条工務店(長府製作所)の床暖房が立て続けに重故障

家作り(753)

2017年1月、約8年使った一条工務店(長府製作所)の床暖房が壊れましたが、4月に入り、また壊れました。 前回は2階の床暖房で、今回は1階の床暖房です。 リモコンに表示されたエラーコードは「P1」で、2階の床暖房と同じく、循環水用のポンプが故障したという意味です。 我が家の場合、1階と2階の床暖房は完全に独立しており、それぞれ別の室外機とリモコンで動いています。 全く同じ故障が同じ製品に立て続けに発生する確率は低いため、製品自体に何らかの問題があると疑わざるを得ません。 一条工務店のアフターサポートに連絡すると、「P1は有償修理なので、あとは長府製作所と直接やって」という感じでした。 長府製作所の修理担当者と電話で話したとき、故障原因について尋ねると以下の回答がありました。 ・ポンプが故障した原因は、循環水(不凍液)をメーカー推奨の周期で交換していないため ・不凍液が劣化すると、ポンプのベアリングが壊れて動かなくなる ・不凍液の推奨交換周期は、5年から6年で、一条工務店は知っているはず ・たぶん交換しないのは、交換費用が12万円から13万円くらいかかるからだろう ちなみに、前回の修理を担当した人と同じでしたが、このような説明は一切ありませんでした。 もし、本当に不凍液の劣化が原因ならば、前回修理のときに不凍液の交換を薦めるべきですよね。 この長府製作所による故障原因についての説明が正しいのか、一条工務店に確かめました。 (質問1)循環水の不凍液を5、6年おきに交換しないと壊れるのであれば、交換を推奨しないのですか? (回答1)一条工務店としては、10年から15年で交換することを想定しているため、推奨していない。 (質問2)不凍液の交換にはいくらかかるのですか? (回答2)施工面積によっても異なるので一概には言えない。不凍液の価格以外に洗浄の工賃や廃棄物処分料などが必要。 (質問3)循環水を水道水にしても構わないのですか?その場合、交換しなくてもよくなるのですか? (回答3)その質問はアフターから聞いていなかったので、後日調べてから回答する。 ちなみに、床暖房(温水床暖房付エアコンRAY-4030SVX/RAY-4030SVXF)の取扱説明書には、次のように書かれています。 P.38 「循環水には不凍液または水道水を使用しています。」 「不凍液を使用している場合は数年おきに交換が必要です。」 「交換時期は不凍液の種類によって異なります。お買い求めの販売店に依頼してください。」 「水道水を使用している場合は入れ替えは不要です。」 「不凍液は当社純正部品の不凍液を必ず使用してください。」 「他メーカーの不凍液や古い不凍液を使用したり、混ぜたりしないでください。」 P.39 「循環水に水道水を使用し、水抜きを行った場合は運転前に必ず給水してください。」 P.43 「循環水に水道水を使用している場合は水道水、不凍液を使用している場合は補充液(別売)を約1.4 L 補給します。」 少なくとも、取扱説明書では「循環水に水道水を使用」するのが一般的みたいです。 もし、循環水を不凍液にして経年劣化時に故障するのであれば、最初から交換の必要がない水道水の方が経済的です。 水道水は氷点下時の凍結が心配ですが、外気温が2度以下になると循環水を自動的に温めて凍結予防運転する機能があります。 室外機の設定のみで、スイッチ操作は不要なので、たまたま氷点下の時に長時間停電さえしなければ、問題ないはずです。 据付工事説明書には、工場出荷時の室外機は「凍結予防運転を行う」設定になっていることが明記されています。 工場出荷状態は一般的な使用者がよく選ぶ設定にされているのが普通です。 つまり、循環水に水道水を使うのが普通なのに、あえて不凍液を使っていることになります。 その結果、高額な交換費用もかかり、(長府製作所に言わせれば)ポンプを壊れやすくしているとも言えます。 なお、一条工務店に連絡した翌日に、長府製作所により前回と同じように循環ポンプと制御基板一式が交換されました。 しかし、前回と異なり、修理費用を請求されなかったそうです(私は不在だったので、妻が対応していました)。 なぜまったく同じ故障内容と修理なのに、前回は有料で今回は無料だったのか、その理由が不明です。 その後、一条工務店のメンテナンス担当に聞いても、まだ連絡がないとのことで、わかりませんでした。 そのうち、納得のいく回答が得られるのでしょうか? 今回交換された部品ですが、前回とまったく同じです。 循環ポンプには「PY-122NDCCA3」との品番があったので、検索すると、パナソニックで扱っているものでした。 (PY-122NDC Type) 新しい循環ポンプはパナソニック製なのでしょう。 壊れたポンプの方は形状がかなり異なっていますので、パナソニックとは別のメーカーなのかもしれません。 壊れた循環ポンプの品番は「PML-351SC2」でしたが、検索してもメーカーなどがわかりませんでした。 長府製作所によれば、「不凍液が劣化すると、ベアリングが壊れるポンプ」なのだそうです。 前回と同様、循環ポンプとともに制御回路基板も交換されましたが、ハード的には全く同じに見えます。 もしハード的に同じ回路なら、ファームウェア(制御用ソフト)のみ書き換えればいいと思うのですが。 今回も「循環ポンプが変わると、制御回路基板も変えないと壊れる」との説明を受けました。 今後、循環ポンプが壊れたときに、循環ポンプの品番が変わっていなければ、交換はポンプのみになるそうです。 例年、桜が咲くころになると、床暖房を使わなくなります。 床暖房を修理した翌日くらいから使わなくなりました。 ただ、来週は冷え込むそうなので、夜間帯(23時から7時)だけ再開するかもしれません。 (関連記事) 故障した一条工務店(長府製作所)の床暖房が修理される 一条工務店(長府製作所)の床暖房が重故障 一条工務店の床暖房が水位異常低下になったので不凍液を補充 [Googleでnoahnoah研究所のブログ内を検索] → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く noahnoah研究所のブログ(カテゴリー一覧) ├カテゴリー[ 車 ] ├カテゴリー[ 家作り ] ├カテゴリー[ 太陽光発電 ] ├カテゴリー[ 家電 ] ├カテゴリー[ ネコ ] ├カテゴリー[ セキュリティ ] ├カテゴリー[ 熱帯魚 ] ├カテゴリー[ 健康 ] ├カテゴリー[ 食べ物・飲み物 ] ├カテゴリー[ 旅行・観光 ] ├カテゴリー[ 庭いじり ] ├カテゴリー[ ゲーム ] ├カテゴリー[ 楽天ブログ ] └カテゴリー[ その他 ]

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