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2017.06.08
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カテゴリ:健康
胃のバリウム検査(胃部X線検査)

会社で行われた定期健康診断で、胃のバリウム検査(胃部X線検査)を拒否してみました。
理由をしつこく聞かれたり、検査を強く勧められるかと思いきや、所定用紙に日付と名前などを記入するだけでした。
どうやら、私が知らなかっただけで、よくあることのようです。

今回、私が胃のバリウム検査を拒否した理由は、次の通りです。

・過去の検査でピロリ菌に感染していないことを確認しており、胃がんになる確率が極めて低いことがわかっている。

・時間のかかる胃部X線検査は、短時間で済む胸部X線検査に比べ、被ばく線量がケタ違いに多いので危険である。

・ピロリ菌に感染していない人にとっては、胃部X線検査による放射線被ばくで、癌が発生する確率が上がるだけ。

・胃カメラに比べて、バリウム検査では初期の癌は見つけにくい。

・バリウム検査で胃がんが発見されたときには、すでに内視鏡手術で済まないレベルなので、時間と金の無駄。

・胃がんを発見したいなら、鼻から入れる胃カメラで検査してもらう方が楽で確実(ついでにピロリ菌検査も)。

・検査前に飲む造影剤(バリウム+発泡剤)を飲むのが苦痛(ゲップをこらえるのもバカらしい)。

・撮影台の上で体をグルグル回転させたり、逆さ吊りになりながら、必死にしがみついているのがバカバカしい。

・検査後すぐにバリウムを排出するための下剤を飲むのが苦痛(半日以上無駄になる)。

・排出したバリウムがトイレのサイホン部分に長期滞留して汚い(ターントラップ式のアラウーノならよいかもしれないが)。


バリウム検査は、少なくとも毎年やるべき検査方法とは思えません。
胃がんの予防には、ピロリ菌検査と、ピロリ菌を殺す治療の方が有効です。
人から人へのピロリ菌感染も防ぐことができます。
(上下水道が整備された日本での主なピロリ菌感染源は両親や祖父母で、幼児期の子や孫に経口感染させている)
ピロリ菌検査は、胃のバリウム検査よりも低コストですので、医療費の節約にもなるはずです。
高コストな割に胃がんの予防に全く寄与していないバリウム検査は、即刻廃止すべきでしょう。

胃部X線検査でバリウムを飲む

定期健康診断における最大のストレス源がなくなり、所用時間も短くなったので、来年も拒否しようと思っています。

(関連記事)
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Last updated  2019.12.09 00:20:22
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