noahnoah研究所

2017/08/11(金)06:30

長府製作所から床暖房循環水についての回答をもらう

家作り(754)

2007年の1月と4月に一条工務店(長府製作所)の床暖房が続けて故障しています。 (関連記事)一条工務店(長府製作所)の床暖房が立て続けに重故障 我が家は1階と2階で床暖房のシステムが独立しているので、2台の室外機それぞれが故障したわけです。 いずれも温水を循環するポンプが壊れ、ポンプと制御基板をセットで交換されています。 基板とセットで交換した理由は、ポンプのメーカーが途中で変更され、ポンプに対応する制御基板が異なるからだそうです。 1台目の修理は有償でしたが、2台目の修理はなぜか無償でした。 ポンプメーカーの変更理由は不明ですが、10年も使えない耐久性の低さではないかと思いました。 循環水には不凍液または水道水を使うことになっているのですが、不凍液が入れられていました。 長府製作所の修理担当者からは、不凍液を5年以上交換しなかったため、劣化してポンプがダメになったと説明を受けました。 ただ、取説に不凍液は一定期間で交換すると書かれていましたが、年数までは書かれていません。 故障原因と取説の内容から、そもそも不凍液なんかにしなければよかったのではないかと考えました。 床暖房には低温時に自動的に凍結防止する機能があるので、停電時以外は問題ないはずです。 また、氷点下になる可能性がある時期は、外出時も床暖房を切ることはありませんし。 そこで、次の質問をしたのですが、回答が得られないまま4か月も経過していました。 「循環水を水道水にしても構わないのですか?その場合、交換しなくてもよくなるのですか?」 最近、別件でアフターサービスに連絡したついでに、回答を督促すると、すぐに長府製作所から直接連絡がありました。 その内容をQ&A形式でまとめると、次の通りです。 Q. 循環水を水道水にしてもよいか? A. 問題ないが、不凍液と違って水道水にはカルキ成分が含まれ、故障原因になる可能性がある。  使用されている希釈済み不凍液に含まれる水にはそのような不純物はない。 →取扱説明書には蒸留水ではなく水道水と書かれているので、納得できる回答ではない。 Q. 不凍液にしていた理由は? A. 急な寒波には自動凍結防止機能が働かない可能性があるため。 →つまり、自動凍結防止機能に欠陥があると解釈できる。 Q. 不凍液交換頻度は、一条工務店が10年から15年、長府製作所の修理担当は5年だったが、どちらが正しいのか? A. 一条工務店が正しく、長府製作所の修理担当者は古い情報で勘違いしていた。 →つまり、自動車用の不凍液と同様に、不凍液の耐久性が低かった時代の話と思われる。 Q. 現在の不凍液をすぐに水道水や新しい不凍液に交換する必要はあるか? A. たとえば不凍液がドロドロになっているなどの異常がなければ交換する必要はない。 →ドロドロの状態ではないが、そもそも水道水ならドロドロにならないのでは? Q. 水道水への交換は自分で行ってもよいか? A. 古い不凍液は産業廃棄物として扱うので、業者に依頼した方がいい。 →築10年ごとに行われる保証期間延長メンテナンスの機会に一条工務店に相談する。 水道水は不純物が多くて不適というなら、クーラントの希釈に使う精製水でいいはずです。 20Lで1,000円くらいですので、不凍液よりもはるかに安いですし。 ただ、塩素が入っている水道水の方が、水は腐りにくいと思います。 [Googleでnoahnoah研究所のブログ内を検索] ※noahnoah研究所のブログ(https://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/)に掲載した画像および文章の盗用はおやめください。 (出典元さえ示していただければ、私に事前許可を得ることなく、使用していただいても構いません) → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜のROOMへ行く → 伊藤@横浜へメールを送る noahnoah研究所のブログ(カテゴリー一覧) ├カテゴリー[ 車 ] ├カテゴリー[ 家作り ] ├カテゴリー[ 太陽光発電 ] ├カテゴリー[ 家電 ] ├カテゴリー[ ネコ ] ├カテゴリー[ セキュリティ ] ├カテゴリー[ 熱帯魚 ] ├カテゴリー[ 健康 ] ├カテゴリー[ 食べ物・飲み物 ] ├カテゴリー[ 旅行・観光 ] ├カテゴリー[ 庭いじり ] ├カテゴリー[ ゲーム ] ├カテゴリー[ 楽天ブログ ] └カテゴリー[ その他 ]

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