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2018.01.07
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カテゴリ:家作り
時限発火装置状態の照明
年末に帰省したとき、1階トイレの照明の中に黒い破片が多数あったため、カバーを外してみて驚きました。
その黒い破片は、電球の熱で煽られた配線の被覆材が焦げて剥がれ落ちたものだったからです。

照明の配線が電球の熱で焦げていた
わざわざ電球の上に配線を通しており、施工した者の悪意すら感じられます。

白熱電球の熱で焦げた配線
電球の熱で焦げた配線です。
被覆材が膨らんでいます。

むき出しになって錆びた配線
被覆を失った銅線が錆びています。
不用意に触れると、感電したり、配線同士が接触してショートすると思います。

配線がおかしい 送り配線?渡り配線?
そもそも配線がおかしいと思いました。
この照明は1つの照明スイッチでON/OFFしており、換気扇と連動しているわけでもないのに、配線が分岐されています。
(2つのコネクタにそれぞれ白と黒の配線が3本ずつ接続されている)
トイレの照明スイッチがON/OFFされるたびに、どこか知らないところに給電されているのでしょうか。

配線がおかしい 送り配線?渡り配線?
それらの配線を束ねているコネクタも熱で酷く劣化しています。
絶縁テープで巻かれており、中の状態は不明です。

ナショナル 松下電工 白熱灯照明器具 LB56411
ちなみに、この照明はナショナル(松下電工:現パナソニック)の白熱灯照明器具「LB56411」でした。
このような酷い施工を許してしまうような照明器具の構造にこそ問題があるのかもしれません。

電球は40W指定でしたが、応急措置として、発熱が少ない消費電力20W以下のLED電球に交換しておきました。
また、できるだけ早く電気屋さんに配線などを診てもらい、照明器具を交換するように勧めました。

2階トイレの照明器具も1階と同じ
2階トイレの照明器具も1階と同じなので、念のためチェックしてみました。
こちらは黒い破片などは見えません。

照明器具の中身
こちらもなぜか配線が分岐されていました。
余った配線が無駄にねじって束ねられています。

こちらは問題なし?
電球の上には配線していないので、焦げておらず、問題なさそうです。
ただ、かなり古いので、1階トイレ照明交換のついでに交換した方がよさそうです。



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Last updated  2018.01.08 00:59:16
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