12316163 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

noahnoah研究所

noahnoah研究所

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2020.07.26
XML
カテゴリ:ネコ

猫の目が光る理由は、目の奥にある網膜の裏に光を反射する輝板(きばん)もしくは輝膜(きまく)という層があるからです。
少ない光を網膜の裏で反射させ、もう一度網膜に当てることで光の感度を上げています。
同じようなことは、カメラの撮像素子や太陽光発電パネルでも行われているようです。

Wikipediaの「輝板」には、「英: tapetum」「英語からタペタム(またはタペータム)ともよばれる」と書かれています。
そこで、「tapetum」って何だろうと調べたら、英語ではなく、ラテン語でした。

また、「輝板」に相当する用語は、「tapetum lucidum」が正しいことも判りました。
「tapetum」だけでは、輝くという意味を全く含みません。
輝きや明るいことを表す「lucidum」と合わせないと、意味がわからないということです。
英語表現では「bright tapestry」、日本語では「眩しい絨毯」などになります。
なお、英語で「tapetum」の発音は「təˈpiːtəm」なので、「タピータム」が正しいようです。

「タペタム」という意味不明な謎のローマ字読み単語よりも、日本語の「輝膜」や「輝板」の方が相応しいと考えます。


ちなみに、この写真は、5mくらい離れた同じ位置から撮影しているのですが、猫の目が光っていません。
猫の目が光っていた写真は、撮影時にビデオカメラ内蔵のライトを点灯させていました。
このビデオライトは、1mくらい先をうっすらと照らすくらいの明るさしかありません。
猫の「輝膜」は、そのような弱い光でも反射する構造ということです。

それだけ高感度になっている目を傷めるおそれがありますので、猫に限らず動物の撮影では、フラッシュを使ってはいけません。
猫の目が自発的に光っているわけではなく、人が猫に向けた光を反射しているだけです。
いかにもフラッシュで撮影したと思われる猫の画像を見ると、かわいそうに思ってしまいます。


夜行性の肉食獣なので、光の感度や動体視力に優れている猫の目ですが、超近眼らしく、遠くを見る視力は低いそうです。
また、色覚は青と緑までで、赤色は判別できないようです。
それでも、5mくらいの距離であれば、ちゃんと人の顔を認識できるため、この撮影中も視線を向けると反応して鳴いてくれました。
ただ、何度もやっていると、あきれてしまうのか、そっぽを向かれてしまいます。





[このnoahnoah研究所のブログ記事をGoogleで検索]

noahnoah研究所ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 住まいブログ 一戸建 一条工務店へにほんブログ村 車ブログ トヨタへにほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ

→ noahnoah研究所に戻る
→ noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く
→ 伊藤@横浜へ直接メールを送る
→ 伊藤@横浜のROOMへ行く

noahnoah研究所のブログ(カテゴリー一覧)
カテゴリー[ 車 ]
カテゴリー[ 家作り ]
カテゴリー[ 太陽光発電 ]
カテゴリー[ 家電 ]
カテゴリー[ ネコ ]
カテゴリー[ セキュリティ ]
カテゴリー[ 熱帯魚 ]
カテゴリー[ 健康 ]
カテゴリー[ 食べ物・飲み物 ]
カテゴリー[ 旅行・観光 ]
カテゴリー[ 庭いじり ]
カテゴリー[ ゲーム ]
カテゴリー[ 楽天ブログ ]
カテゴリー[ その他 ]










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.07.26 14:17:29
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X