テーマ:家を建てたい!(10029)
カテゴリ:家作り
我が家は2008年に建てられた一条工務店の免震住宅です。
免震住宅は、家本体と基礎が固定されていないので、大きな地震では、家本体は慣性の法則で動かず、地面だけが揺れます。 ![]() 雨どいの縦樋は根元が地面に固定されているので、普通の雨どいでは地震の時に壊れます。 免震用の雨どいは、簡単に破断する箇所を設けることにより、雨どい全体の破損を防いでいます。 また、地震で破断するパーツが壊れることもなく、元に戻せるようになっています。 ただ、破断するパーツを元に戻すためには、根元の部品を上げ下げする仕組みが必要です。 根元のパーツに巻かれているバンドの位置を上下に動かすことによって、実現しています。 しかし、10年目の外装塗装の際、一条工務店の塗装業者は、「何も考えず」バンドごと塗装して固着させてしまいました。 上の写真のようにバンドが上の方にあると、本来、自重で下に落ち込んでしまいます。 塗装により表面の厚みが増したため、抵抗が増えて落ち込まなかったようです。 ちなみに、ここのバンドは一番下まで下げていたはずです。 塗装の際に塗装業者が「何も考えず」上の方にスライドさせたのでしょう。 ![]() しかし、最近になって縦樋が落ち込み、破断した箇所があったので、一条工務店に補修を要求しました。 バラバラに破断することで応力を逃す部品も、いくつかは塗料によって連結されていました。 一番下のパーツだけでも交換して欲しいと要望したのですが、なぜか根元の部品をビスで固定して補修することになりました。 上下に動かしたい場合は、ビスを外さないといけません。 まあ、実際に大きな地震が発生して、雨どいが壊れたら、その時こそ交換してくれるはずです。 ![]() ただ、よく見たら、ビスによって雨どいが少し割れてしまっていました。 補修した業者は「何も考えず」下穴を開けることもなく、細いビスを使うこともしなかったのでしょう。 このまま様子をみて、ヒビが大きくなるようなら、交換してもらいます。 ちなみにビスもSUS304のステンレスじゃないので、たぶんすぐに錆びて、汚くなると思います。 まあ、SUS304のビスを使い慣れている業者なら、ちゃんと下穴も開けるはずですが。 (関連記事) 免震住宅用雨樋が外れる 一条工務店の10年目点検に基づくメンテナンス工事の見積結果 台風でズレた一条工務店の免震住宅が元の位置に戻されて発覚した新たな事実 ![]() [このnoahnoah研究所のブログ記事をGoogleで検索] ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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