テーマ:家を建てたい!(9956)
カテゴリ:家作り
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我が家は1階に天井埋め込みエアコンを使っています。 マルチエアコンで、室外機(National CU-M536A2)1台でLD14帖と洋室4.5帖を次の2台の室内機で冷房しています。 (エアコン1) National CS-MB402AW2 LD14帖用 (エアコン2) National CS-MB166AC2 洋室4.5帖用(上の写真) いずれも、家を建てた2008年(約14年前)に一条工務店が施工したものです。 その際の施工不良により、8月にエアコン2から水漏れがありましたので、9月中旬に修理してもらいました。 配管に巻く断熱材が正しく巻かれておらず、天井裏から結露水が垂れていました。 結露水はエアコンパネルの上に落ちたため、天井材を濡らしたり腐らせないで済んだのが不幸中の幸いです。 エアコンのカバーを取り外したところです。 右側に見える配管断熱材の端から結露水が垂れていました。 断熱材の端から水滴が垂れているのがわかります。 インシュロックタイで締め付け過ぎており、断熱に必要な空気層を完全に押しつぶしているのも問題です。 しかも締め付け位置が配管接続部の真上だったため、断熱材の端に隙間ができてしまっていました。 この角度から見ると、断熱材の端に隙間ができていることがわかります。 ここから空気が入ることで結露していました。 エアコンカバーの上には結露水が溜まっていました。 青緑色なのは、銅の配管からの結露水に含まれる銅イオンによるものです。 青緑色の銅イオン析出状態から、長い間、少量の結露水が溜まっては乾燥を繰り返していたことが分かります。 つまり、入居直後からエアコン使用時に配管から結露水が発生していたと考えられます。 これまで結露水がエアコンパネル上に溜まったままで下に垂れなかったため、手抜き工事が発覚しなかっただけでした。 昨年と今年はエアコン1の効きが悪く、1階をエアコン2単独で冷房したため、結露水が増えたのがきっかけだったようです。 なお、エアコン2を止めている間、エアコン1をダメ元で稼働させたら、正常に冷房が効くようになりました。 一条による原因調査も挟んだこともあり、水漏れから1か月以上経ってから、ようやくメーカー修理になりました。 メーカー(パナソニック)作業員によって、施工不良だった断熱材が取り除かれたところです。 断熱材が短いわけでもないのに、たったこれだけの範囲をしっかりカバーできていませんでした。 取り除いた断熱材です。 中は結露水で湿っており、インシュロックタイによる締め付けがきつすぎた箇所は薄くなり、断熱効果が損なわれていました。 締め付け位置が異常に偏っていることからもわかるのですが、一条工務店は全くの素人に施工させたように見えます。 断熱材を取り除いたことで、もう一つの施工不良が発覚しました。 本体付近で「く」の字に曲げられた銅管が現れました。 配管が長すぎたのにカットしてフレア加工をする手間を惜しみ、無理やり接続するため曲げるという悪質な行為です。 そして、配管を曲げたことにより、断熱材との隙間ができやすくなっています。 (私はエアコン取付工事の経験があり、銅管のカットやフレア加工に大した手間や時間がかからないことも知っています) メーカー作業員により正しく断熱材を付け直した後はこうなりました。 配管の根元までしっかり断熱材でカバーされていることがわかります。 インシュロックタイも締め付けすぎていないため、断熱効果が損なわれていません。 修理費用は4,290円で、内訳は以下の通りです。 ・部品代:400円(断熱材ポリスチレンフォーム CWG10468 200円×2) ・技術料:0円(おそらく、素人でもできる簡単な作業ということですね) ・出張料:3,500円 ・消費税:390円 数々の施工不良が水漏れの原因だったことが判明したため、一条工務店に修理費用を請求しました。 ところが一条メンテは電気設備不良の保証期間は5年だから払えないと言いました。 メーカー修理の前に一条メンテが調べさせた電気工事業者がどのように報告したのかが分かった瞬間でした。 おそらく、この施工不良をした電気工事業者かその仲間だったのでしょう。 思えば、その業者はエアコンを調べる前に環境が原因になる可能性があるからと、すぐに調べようとしませんでした。 そしてなぜか家の環境に長々とケチをつけ始めたので、もし調べる気がないなら帰れと言いました。 また、ようやく施工不良の断熱材を調べても経年劣化だと主張し、メーカーのせいにしようとしてました。 そして、ただ調べるだけで、修理はメーカーでするからと、断熱材を取り替えてくれませんでした。 本当に無駄な調査時間でした。 これなら、最初に原因調査を兼ねてメーカーに修理を依頼しておけばよかったと思います。 一条メンテからは施工不良の証拠写真があるなら送れとのことだったので、写真を送ったら修理費が振り込まれました。 写真を撮ってなかったら、泣き寝入りするところでした。 一条工務店には、このような施工不良をする電気工事業者は今後一切使わないよう御提案させていただきました。 ふだん見えないところで次々と見つかる悪質な施工不良に正直もうウンザリです。 被害者の私ではなく、犯人の電気工事業者に施工時の写真提出を義務付けて欲しいものです。 (関連記事) ビルトイン食器洗い乾燥機の施工不良が発覚 施工不良だったIHコンロのコンセントが修正される エコキュート施工不良による3度目の修正工事が決定 室外機の騒音対策として、丸形防振ゴムが追加される [https://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/内をGoogleで検索] → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2022.10.17 12:50:02
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