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通勤用に使っているヤマハの原付バイク「GEAR」BX50S(JBH-UA06J)のパーキングスタンドです。 スタンド先端の接地部分には、シューメインスタンド「10B-F7128-10」という樹脂部品があります。 シューメインスタンドは、クランプ「90464-60800」(インシュロック、結束バンド)で固定されています。 この純正クランプが劣化しやすく、これまで2回も切れているため、劣化しにくいモノに交換することにしました。 選んだのは、オーム電機のクロライドタイです。 ナイロン11(PA11)製で、ナイロン66(PA66)に比べて倍以上の20年相当の耐侯性があります。 吸水性が低く、耐寒衝撃性に優れ、耐塩害性もあり、融雪剤の塩化カルシウムによる劣化も抑えられます。 ちなみに、PA11は植物(ヒマシ油)由来のエンジニアリングプラスチックです。 生分解性はありませんが、石油由来でなく炭素固定という観点ではカーボンニュートラル扱いです。 ヤマハ純正の結束バンドは切れやすいので、手元にあった白い結束バンド(材質不明)で保護していました。 交換するために白い結束バンドをカットすると、案の定、ヤマハ純正の黒い結束バンドも劣化で切れていました。 白い結束バンドを使っていなかったら、また部品が脱落してしまうところでした。 早速、新しいクロライドタイを使って固定します。 長さが250mmのバンドで70mmほど余ったので、たぶん200mmのバンドでも大丈夫だと思います。 1本151円もするヤマハ純正クランプが異常に切れやすい理由としては、耐候性が低い材料が使われていた可能性が高いと思います。 (ナイロン11かナイロン12を使うべきところ、ナイロン66やナイロン6が使われている?) 中華系メーカーからの部品調達にありがちな「サイレントチェンジ」かもしれません。 サイレントチェンジは、発注元に無断で部品の材料組成や製造工程を変更することです。 ただ、そうだとしても、ヤマハの品質管理レベルは低いとしか言いようがないのですが。 (関連記事) なんでヤマハのクランプすぐ切れてしまうん? ヤマハ原付バイク「GEAR」パーキングスタンドの脚を修理 ヤマハGEARパーキングスタンド仕様(BX50S)のリコール ヤマハのバイク・スクーターリコール等情報検索にある問題について [https://plaza.rakuten.co.jp/noahnoah/内をGoogleで検索] → noahnoah研究所に戻る → noahnoah研究所掲示板(^o^)に行く → 伊藤@横浜へ直接メールを送る → 伊藤@横浜のROOMへ行く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2023.09.02 12:17:50
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