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カテゴリ:保健室の一日
朝、職員の打ち合わせが始まる前から気分不良の来室あり。・・・具合が悪い人は登校してはいけません。おうちでちゃんと治して来ましょうという感じ。現に、薬を飲まされて登校した彼は、登校中気持ちが悪くなり、結局学校で朝食も薬も吐いちゃったんだな。そして結局彼は実に4時間目まで保健室でぐっすり寝ていました。家で薬が効いてから登校したら、違ったかもね。
それを皮切りに、今日は非常に忙しい日でした。ずーっと心配していた二年生の女の子が泣いて来室し、実に3時間目から授業終了まで対応。これは結構今後の展開が劇的になりそうでもあり、色々な意味で興味深い事例ですが、今日はとにかく忙しく、疲れてしまったので以下次号(ほんとかな)。途中、3年生達がぱらぱら来室して中断。不潔恐怖の男の子もちょっと心配な発言をしたりして。勿論その合間には、普通にちょっとした怪我の子も来室。3年生の女の子は一時間恋の相談に訪れ、ようやく終わったと思いきや、よく相談に来る子が「先生いまあいてる?」と来室。あいてるとも(涙)!先生まだ給食食べてないけどあなたのためならあけるわ!でもほんとに、そう思うくらいちょっと気になる子。 4時過ぎに不登校のお母さんとの面談が入っていたので、途中で切り上げてもらって、急いで食べそびれた給食をかきこみ、面談突入。ついでにそのあと保険屋さん来校。帰り道、仲良しの先生と一緒に、そのクラスの不登校の子のおうちに家庭訪問。・・長い一日だった。立て続けに相談対応が続くと疲れます。神経使うし。それを覚えておかなきゃいけないし。カウンセラーのカウンセリングは、原則時間が決まっていますが、保健室での相談対応は、突発で不定期で時間で区切れない部分があります。気になる子の対応が続いたので、ノートに記録をつけておくんだけど、なにせ今日は件数は多いわ、一件一件書くことが多いわで終わったらぐったり。でも今日書かないと書けなくなる。バスの中で書き、夕飯たべつつファミレスで書く。 それでも、新学期が始まって、気になっている子ベスト5のうち、まだお話できてない子がいる。うーん大丈夫かなぁ。二学期、当初からなんだかばたばたしています。 そういえば今日は、恋愛相談にきたお嬢さんに、「先生今日はやさしくないよぅ」と言われました。これ、時々言われます。そして返すのもいつも同じ台詞。「なーに言ってるの!先生優しかったことないでしょ(笑)?」 ところが私のかわいい子ども達は、これまたかわいいことに、「先生ほんとはやさしいよ」と言ってくれます。これが場を読んでいるのだとしたら大したものだ(笑)。マジだよ!とオデコに文字を点滅させながら言ってくれるからかわいいものです。なにせ威圧系養護教諭を自称するくらいですから、自分は基本的に怒りっぽいし、いわゆる「優しい先生」というキャラではないとゆー自覚があるわけです。正直なところ、単に第一声で叱ってしまうので、話しながら、「いかんいかん」と思ってだんだんフォローに入るだけのことなのですが、(ええ、威張れたことではありません、お恥ずかしい。)これでうっかり「優しい」と勘違いしてくれてしまうらしい。いや別にいーんだけど、それを期待されても困っちゃったりして。だって威圧系なんだもん・・・。ここで努力を放棄していると誤解されると困るのですが、対人間の仕事とゆーのは何であれ、自分のキャラを活かして使ってくものだと思うのです。ないものを求められても無理なものは無理。世の中色んな人がいるの!看護婦や養護教諭が誰でも優しいと思うなかれ!いや、優しい人も勿論ちゃんといるけどさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.04.05 01:09:48
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