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2013/03/14(木)17:51

先生はどうして 怒るの?

★楽しい子育て 自分育て★(359)

息子ちゃんが 小学1年生のとき。 学校から帰ってくると、息子ちゃんが 不思議そうに 私に言いました。 「どうして先生は、怒ってばかりいるの?」と。 「どんなときに 先生は怒るの?」と聞いてみると、 「電気を消す前に、教室から出ないと、先生は怒るんだ。  それから、列に早く並ばないと、怒る。  それから、おれが話を聞いているのに、“話を聞いてない”って怒るんだ。」 なるほどーーー 怒るといっても、先生からしたら、注意している、という程度だとは思うのですが、 私もこれは、長年の疑問だったのです。 とはいっても、自分の子供時代には、先生から こんな風に注意されても、 そんなに疑問を感じるほどでは なかったような気もするのですが・・・ 進化したこどもたちは、感じ方が違うなぁと しみじみ。 以前、息子ちゃんが「幼稚園に行きたくない」と言いはじめたとき、 ここはどうかな?と思って、ママさんたちが運営している “自主保育”のグループに 連れていったことがありました。 息子ちゃん、元々、ほかのこどもたちとはすぐに慣れちゃう性格。 場にもすぐ馴染んで、それはそれは楽しそうに、遊んでいたのですが、 ある時、帰ってきて、こんなことを言うのです。 「おれ、あそこは 先生がいるから いやだ!もう行かない。」と。 「え? あそこはママさんたちしか、いないよ。先生はいなかったよ。」というと、 「青いお洋服来た先生が いたじゃない!」と言います。 青いお洋服のママ・・・あぁ・・・なるほどね!! 息子ちゃんが言いたい意味が、すぐに分かりました。 せっかくのゆったりした 自主保育のグループなのに、 お昼ごはんのとき、ひとりのママさんが、自分のおこさんに向かって、 逐一、「早くしなさい!」とか 「こんなのんびり食べてちゃ、学校では遅れてしまうわよ!」と 小言を言われていたママさんが いらしたのです。 息子ちゃんの言っている先生とは、このママさんのことでした。 幼稚園の先生との関係なのかな。 息子ちゃんの中に、「先生 = ~しなさい と厳しく言うひと」・・・ という図式が、いつのまにか できあがってしまったのでしょうか。 わが家では、私自身が こどものころ、しょっちゅう お母さんから 怒った口調で言われることが とても嫌で、 「毎日、楽しくすごしたいなぁ!」と思っていたので・・・ 息子ちゃんに対して、ほとんど 怒ることをしないせいか、 先生から そういう口調で言われることに、とても疑問を感じるようです。  息子ちゃんが小さい頃、公園で遊んでいたとき、 そして、幼稚園や学校に入ってから、 思ったのですが、 ママさんたち、そしてパパさんもですが、幼稚園や学校の先生も、 どこかで、「親や先生は、こどもに厳しくしなくてはいけない。」 そんな思いがあるのかなぁ・・・って 感じていました。 私自身、新しい教育の サドベリースクール(デモクラティックスクール) との出逢いがあったことで、 自分のうちにある 長年の疑問が すっきりしました。 「怒る必要はまったくないんだ」って 腑に落ちたんです。 なかば、怒る必要はないと感じつつも、こどもの頃、 親から日々言われていたことが しみついているのか、 つい同じような言い方で言ってしまう 自分がいて、 最初は、それ以外の方法が、見つからなかったのですが この時、サドベリースクールのセミナーで、「I(アイ)メッセージ」というのを知りました。 「あなたは・・・」と言うのではなく、「私は こう思う」「私は こう感じる」と 相手に伝える方法です。 それからは、「~しないで!!」と怒る言い方をしなくても、 こどもに ちゃんと誠意をもって、自分の気持ちを伝えたなら・・・・ たとえば、 「これはとても大切なものだから、大切にあつかってね」とか、 「1,2回だったらいいけれど、それ以上されると、嫌だなぁって感じるんだよ」とか、 一度で こちらの伝えたいことが そのまま伝わるとは限らないのだけれど、 (それは、大人どうしだって、同じですよね☆) こどもはちゃんと理解してくれる、理解しようとしてくれる、ということを体感しました。 息子ちゃんが、「先生はどうして怒るの?」と 私にたずねる日が続いたので、 ちょうどタイミングよくあった“個人面談”のとき、先生にお伝えしたんです。 「怒られると 委縮してしまうようなので、怒らないでいただけますか?」って。 もちろん、日ごろの感謝を伝えたあとで、ていねいに お伝えしました。 でも先生は、“怒っている”という認識がないみたいで、最初“??” という顔をされていましたが、「分かりました」と言ってくださいました。 その次の日からは、お伝えした甲斐があったのか、 息子ちゃんに対しては、厳しい言い方をしなくなったらしいのですが、 「ほかの友だちに怒っているのを 聞いているのも いやだ」と息子ちゃん。 さてさて、どうしたものか・・・と思っていた 数日後、 息子ちゃんが 学校から帰ってきて、こんなことを 話してくれました。 「今日、先生にね、折り紙を作って あげたんだ  その折り紙にね、“先生、だいすきだよ”って書いたんだ」って。 そうかぁーーー!! そういう方法があったかぁーー! さすがだなぁと思いました。 怒る先生に対して、私自身は、「怒らないでいただけますか?」ってメッセージを送った。 でも、息子ちゃんは、「先生、だいすきだよ」って 思いとともに、先生にプレゼントをした・・愛を送ったんですね やっぱりね・・・ こどもたちは 進化している!! 私たち大人のほうが、思考が古いのは当然。 日々、こどもたちから、教えてもらうことのほうが多いんですよね。 先日のスピリチュアルTVの、イルカくんからのメッセージでも そんなことを、イルカくん、語ってくれましたっけ (そのときの放送内容を書いた日記はこちら、  “録画”はこちらです「子供や教育について イルカ的トーク(1) その(2)) ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆ ゆきのアート関係のページ (オーダーアート、原画・えはがき、メッセージカード)  わたしたちのお店 りらくぜーしょんるーむAnela(あーねら)にも  常時、原画をたくさん飾っています。よかったら、遊びにいらしてくださいね。       ゆきの個人セッション カウンセリング・タロット  ヘンプオイルトリートメント、デトックス(プハン&ヘンプ)トリートメント 完全ご予約制につき、お電話(046-227-1075)または メールフォームにて、ご予約&お問い合わせ お願いいたします。 ☆最寄駅☆    小田急線本厚木駅より徒歩7分(地図はこちら) ☆営業時間☆   10:00~20:00(火曜休) 駐車場もあります。 ☆ホームページ☆ こちらをご覧ください    ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆

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