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【2005年8月15日 月曜日】

これまで一度も我が家の猫達の話を日記にした事はありませんでした。

20歳になったばかりの我が家の愛猫キティが8月12日金曜日午後2時に家族に
見守られながら息を引きとりました。

猫の20歳といえばもうかなりの年寄りのはずで大往生といえばそうかとも思える
のですが・・・。
ポッカリと穴があいたような寂しさはどうしようもありません。
泣いて、泣いて涙もかれはててしまいました。
私と主人にとっては子供同然でした。

去年の11月ごろから耳がだんだん遠くなって今年に入ってからは全然聞こえてる
様子はありませんでした。
ご飯の時間に「キティまんまだよー」と呼ぶと跳んできてニャーニャーと喜んでい
たのに(キティは食い意地だけはすごかった!)呼んでもこない。
名前を呼ぶと尻尾を動かしたのにそれもなくなった。

1ヶ月ほど前から食べるときに大変そうに食べるようになった。
心配して老猫用のエサを買ってきてあげていたけどどうも食欲がない・・。
キティは食べることが一番の楽しみだったので不安になってきた。
基地の中の動物病院がなかなか予約が取れなくてイライラしていたのだが、キティ
が見る見る痩せてきたのと異常に水を欲しがるので嫌な予感がして主人に言って外
の病院に予約を取ってもらった。

それが12日の金曜日でした。

その前の晩キティがよろめきながら2階への階段を登るのを見て胸騒ぎはますます
大きくなっていたのですが「絶対に大丈夫治療をすればまた元気になる!」と自分
をだましていました。

主人も子供達も休みで私だけが仕事にいきましたがキティが心配で仕事も手につ
かない。
12時ごろ主人から電話があった・・沈んだ声。

「腎臓がもう全然機能していない状態でこれ以上延命治療をしてもただキティが苦
しむだけだからどうするか決断しなくてはならない・・・」

マネージャーに「帰ります!緊急の用事ですから」とだけ言ってすぐ病院に向かった。
間に合いますようにと泣きながら運転してやっと病院に着いた。
病院に着くと駐車場で主人と子供達が私を待っていた。

私をみると主人は私を抱きしめながら泣いた・・・今まで必死に我慢してたのが気
がゆるんだのだろう。
主人が泣いたのをみたのは初めてだった・・・。
キティはお父さんっ子だった。
主人のキティ可愛がりはすごかった、目の中に入れても痛くないとはあのことだろ
うと思うほど。

病院の台の上で横たわっているキティはもう頭を持ち上げる元気もなかった。
点滴をされていたけどそれも痩せた体には痛々しかった。
看護婦さんが目やになどを綺麗にしてくれていたので顔は可愛いキティの顔だった。
私達の声も聞こえない、多分目もほとんど見えなかったと思う。
でも、鼻だけは最後までちゃんとしていた。

キティは私のお化粧の匂いが好きだった。
顔をキティの鼻に近づけると鼻をヒクッっと動いた。
主人が首をなでてやると頭を動かして目をちょっと開いた。
みんなでキティが私達がここにいるよって匂いでわかるようにキティの鼻にキスして
声をかけて最後のお別れをし家族で抱き合って泣いた。
注射1本でキティは眠るように逝った。

もう本当にこれでお別れなんだろうか?
思い出が多すぎる。
日本で5ヶ月のキティに出会ってそれからグアムに3年、また一緒に日本に帰って
10年前にワシントン州に1ヶ月それから車でカリフォルニアまで私達家族といつも
一緒だった。
キティと一緒に住むために新しいベースのハウジングをあきらめてペットOKの古い
ハウジングを選んだ。

私の最後の抗癌剤の時、いつもはしないのに苦しんでいる私のそばで2日間一緒
に寝てくれて私の具合がよくなったらまた自分のいつもの場所へいって寝だした。
まるで分かっていたかのように・・・。

20年間いろんなことがあった。
それらが頭の中で駆け巡る。
でも、キティはもう充分頑張ったと思う。
私達家族がキティと暮らせて幸せだったようにキティも幸せだったと思いたい。

絶対に他の猫を受け入れなかったキティが3年前になぜか彼だけは自然に受け入
れた新入りのティップス。
彼も何かを感じるのだろうとても静かだ。
きっと寂しいのだと思う。

この虚脱感と空白感は時が癒すのを待つしかないってわかってるけど、寂しい。
とっても寂しい。
毎日キティの名前を呼んでキティはここにまだいるって思うことにしている。
涙が止まるまでにはまだ時間がかかりそう・・・。



2005-08-16 11:11:56

今年の2月ごろ、お気に入りの布団の上で。


2005-08-16 11:12:48

いつも仲良しだった2匹・・・。







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Last updated  December 28, 2005 07:10:36 AM
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