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テーマ:乳ガ~~ン(1222)
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昨日は詳しく書きませんでしたが、11月22日に乳房の再再建手術をしました。
約5年前に右の乳房全摘出手術と同時にエキスパンダーを使い3ヶ月間皮膚組織を伸ばし、その後シリコン使用で即再建手術をしました。 その後は何の不自由もなく傷も綺麗に治り普通に生活できていたのですが、仕事を続けていくうちに右腕を使うたびに再建した胸がひどく吊るような感覚になってきました。 横になっても立っていても術側の胸は硬くてまるで石でも入っているかのようでした。 実は去年からオンコロジードクターのDR Frakes(6ヶ月に1回検診にいきます)から 「う~ん、硬いわねーサイズも変わってきているわ、いい美容整形のドクターを探して解決したら?」 と勧められていたのです。 確かに2年ほど前から術側の胸はブラにパットを入れないとバランスが取れなくなってきていました。 でもその美容整形にいくまでの手続きが面倒で仕事の忙しさもあって後回しにしていました。 手続きとは・・・ 1 まず美容整形の先生を決める。 2 自分の主治医(ファミリードクター)に会って事情を説明して美容整形のドクター宛に 推薦状を書いてもらう。 3 その推薦状をもって美容整形のドクターにアポイントメントを取る。 *この主治医からの推薦状は整形病院のドクターの初診診察(1回)の為のもので手術の GOサインは美容整形病院と保険会社の間で決められる。 4 美容整形の病院が保険会社とreferral(照会)してOKをもらったら本格的に手術のための 話し合いに入る。 1 と 2 はカウンセラーのキャロルさん にお世話になりました。(感謝!) 紹介していただいた美容整形のドクターはDr Humberといってとても評判のいいドクターです。 初診の際、私の胸をみて私が何も言わないうちに抱えている問題を全部見通してくれました。 さすがです! 問題は最初の再建の手術の時にエキスパンダーを取り出すのが早すぎたとのこと。 よく皮膚と胸筋が伸びきっていなかったのと筋肉は弾力があるので元に戻ろうとする働きが強い事。 そして私の仕事、腕を使うので(腕と胸筋は気っても切れない仲!)自然に胸の筋肉がシリコンを押し込んでしまうらしい・・。 普通の豊胸手術の場合は胸筋の下にシリコンを入れても皮膚と胸筋のあいだに乳房の組織があるので柔らかいけど、乳がんで組織を摘出してしまったら皮膚の直接下はすぐ胸筋なのでよっぽど思いっきり伸ばしてしまわないと思ったサイズで落ち着かないらしい。 確かに術側の胸は年を越すごとに硬くなり小さくなり今ではまるでお椀を伏せたように見えた。 自分の体の一部とも思えないほど「動」が感じられなかった。 そういう訳でDr Humberの計画としては・・・ 1 エキスパンダーをもう一度入れなおして3~4ヶ月で皮膚と胸筋を充分に伸ばす。 2 健側の小さいシリコンの位置を下に下ろす。 *これは本当にうれしい!ハイプロファイルのボンッと張った胸は自然じゃない。 3 3~4ヵ月後エキスパンダーを取り出しシリコンに取り替える、位置と形は健側に合わせる。 4 6ヶ月後に位置が落ち着いたら乳首再建。 5 リンパ線を2本取った後の脇の下が変化しているので脂肪吸引で余分な脂肪を取り除いた後 形を整える。 1 と 2 は22日の手術で済ませました。 健側は以前の再建の時に小さめのシリコンを入れてあったのですが入れてある位置が高すぎて 自分の目線で上からみると自分の乳首が見えない!状態になっていました。 仕事と日々の生活に追われて現実を見ないように、または「乳がんがなくなっただけで充分だし・・・」と思うようにしてきましたが、これじゃぁいけないと思うようになってきたのは主人に対して自分が魅力的に思えなくなってきたこと。 主人は気にしないし君の健康が一番!と言ってはくれるけど、どうしても私が自分を魅力的に感じられない。 胸の硬さやブラに毎日パットを入れるのは自然に生活の中で慣れていくけどね・・・。 という訳でまだ術後の痛みがある私ですが、時間ってすごいなぁって実感しています。 なぜならこうしてブログを更新できるんですもの。 いかに私が忙しい生活をしているのか改めて考えた次第です。 ではみなさん、今日もよい一日を! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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