いやぁ、早くも出ちゃいましたね、阪神の優勝マジック４９。全日程140試合のうち76試合を消化して54勝21敗1引分、貯金が33、2位とのゲーム差が15じゃ、文句のつけようのない独走で、2位以下のチームは半ば消化ゲームで個人記録を狙い始めているような…　まぁ、残り64試合を49勝15敗で行けばどこのチームが全勝しても優勝だけど、どのチームも20敗はするだろうから、残りを勝率5割の32勝32敗で十分ですよね。今の勝ち方は完全に異状だし、来月には夏の高校野球の開催で「死のロード」に行くし、他のチーム次第だけど、どんなに早くても9月の頭くらいまでは「もしかして？」ってハラハラさせてくれるんじゃないかしら？

こういうことを書くのも親子二代の自称トラキチだからで、父親の場合は寅年生まれと言う名目で（実際には他にも理由はあっただろうが）あっしは某球団が嫌いと言うことで当時唯一勝てるかもしれないと思われていた阪神に走ってしまったんだけど、あっしが子供の頃（大人になるまで）はあのＶ９とかでボコボコにやられていた時期で、社会人1年生の昭和60年に21年ぶりに優勝したときは弾けてしまいました。その当時「今世紀中（20世紀）はもう優勝はないだろうなぁ」と思ったらその通り、今年優勝すれば18年ぶりですもの。長ぁ～～～い雌伏の時をじっと耐えるのは慣れているし、それゆえに今年の快進撃は嬉しいけどいまだに信用できていません。上で9月頃までハラハラさせられるって書いたのも、まるきり信用していないからですね。何せ「中継を見ると負ける」と思い込んでいるので、ほとんど中継を見ていないから深夜のYahooニュースチェックや翌日の新聞で喜びを噛み締めているんで、どこかの遠い世界の出来事のように感じているのかもしれません。

今年の快進撃はヤッパ星野さんのおかげでしょうね。去年の片岡、アリアスの獲得に続いて今年も金本、伊良部、下柳などを獲得して層が分厚くなったのと、健康管理などで今主力で離脱しているのって浜中くらいですからね。まぁ、今は勝ってるからいいけど、実はオフのＦＡ獲得合戦などはあまり好い気分じゃなかったんですよね。某球団みたいに金に飽かせて他球団の主力選手を引き抜いて場合によっては飼い殺しにしてしまうのにあまりにも似ていたから…　まぁ、ペタジーニや近鉄の中村を獲得しなかったのは正解だったようですね。危機感からか片岡やアリアスが活躍して「そんな奴らいらんやろ！」って結果で示すことも出来たし、ペタジーニは某球団で一生懸命に「働いて」いますからねぇ…（爆）

某球団は初めて主力がＦＡでメジャー流出してとち狂ったのか、トレードで穴埋めしようとして他の主力選手の士気を阻喪し、怪我人続出なのに無理して起用して却って悪循環に陥っている。これはある意味あっしが常々なって欲しいと思っていた姿で、金に飽かした戦力補強で却って戦力の重複や飼い殺し、他球団なら主力選手でも単なる控え選手扱いとか、宝の持ち腐れで瓦解してしまう姿ってのは一時期の浮かれ捲くっていた日本人みたいで自制のお手本みたいにボコボコになって欲しいと思っていたんですよね。実際この球団はＴＶ中継が多いこともあって選手のタレント化が激しく、地道な努力と無縁になりやすい土壌があったのも事実ですが、あくまで噂だけど、審判が微妙に有利な判定をするから「奇跡の逆転劇」が何度も繰り返されるのを見ててずっと卑怯な球団だと思っていたから、怪我は可哀想だけど、ボコボコに負けるのは嬉しいですね(^_^)v

今年は阪神の独走である意味「あとどれくらい勝つか」以外の興味が薄れてしまったけど、来年以降パ・リーグも含めて客離れを防ぐ方法として「セ・パ交流戦」を行ってもいいのではないか？セ・パともに東西3チームずつに分け、1年おきに他リーグの3チームずつとホーム＆アウェイ2試合ずつ計12試合を行ってはどうか？それぞれのリーグがホームの週とアウェイの週に別れ、アウェイの側がホームの3球状を巡って6試合を消化し、翌週はこれが逆になるってもの。他リーグの全チームと総当りにするよりはまだダレないし、日程的にも簡単に組めるでしょう？まぁ、これがある程度実績が出来ればこの倍の24試合にして4週間に渡っての総当りも実現しやすくなるんじゃないかしら？夏の甲子園の時期にぶつければそれなりに面白いと思うけどなぁ…