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カテゴリ:読書案内(?)
ツーことで「お篭り」明けで帰ってきたところです。さすがに眠いんで巡回やレスは抜きにして、一眠りする前に「日記」を一日分書いてしまおうってことで、アリバイモード&ショートバージョンってことですね(^^ゞ 最近は病院に行く=「お篭り」って感じになってしまっていますが、今日も当初はそのつもりはなかったんですが、ブックオフで篠原千絵の「海の闇 月の影」の漫画文庫版全11巻のうち10巻まで読んだところで閉店時間になり、もうちょっとだけ読みたいってのが「ミイラ盗り」になってしまったというか…
なぜ双子だったのか?K県(多分神奈川県)の高校1年生の小早川流風(るか)と流水(るみ)の姉妹は一卵性双生児でともに陸上部に所属しており、1年先輩の当麻克之に恋をしていたが、克之は流風に好きだと告白する。流水の気持ちを考えて返事を渋った流風だが、流水に打ち明けたところ祝福されたので克之にYESの返事をしようと決心した。しかし、返事をする前に女子陸上部員5人でハイキングに行ったところ、海辺の岩場が一部崩れ、その中には墳墓のようなものがあり、そこから噴出したガス状のものを浴びて5人のうち3人が死亡し、流風と流水のみが生き残る。数日昏睡した後、流風はさほど変化もないようだったが、流水のほうはまるで人が変わってしまったのだ。 どうやら噴出したガス状のものはウィルスらしく、流水は克之の愛を得られたなかったということがマイナスの要素となり、克之への盲執と流風への憎悪が膨らみ、超常的なパワーとして発現したのだった。どうやら月の満ち欠けによってその力には強弱があるようだが、宙に浮かんだり、壁をすり抜けたりできるようになり、そのスピードも人並み外れたものになったばかりでなく、その血を媒介として、他者を自在に操ることもできるようだ。そんな流水に付け狙われるようになった流風だが、流風の血のほうは事前に摂取しておけば流水の血による感染を阻止する免疫のような力があるようで、たまたま流風の血を口にしていた克之は感染を免れる。しかし、流風の家族やクラスメイトなどが次々に感染し、追い詰められた流風や克之は克之の家に避難し、小説家である克之の父親に相談したりしたが、流水によって克之の両親は殺されてしまう。 克之の父親が生前にこの手のウィルス感染について著作のあるイギリスの作家のジーン・A・ジャンセンに書簡を送っており、ジーンは急遽来日して流風や流水と接触し、感染を防止するワクチンを製造するという二人の血液サンプルを得るが、実際には全人類を支配する方向に向かっている流水と手を組み、ウィルスを予防接種と偽ったり、上水用の貯水ダムにばら撒いたりして感染を拡大し、何らかの理由で感染しなかった人は殺害していくという方法でほぼK県全域を支配下に置いてしまう。一方で流風の血を混ぜると感染から解放され、流水の血を混ぜると免疫を得たものを再度感染させることができるという薬品サンプルを創るとともに、自らはいったん免疫を作ってからウィルスに感染し、月齢に関係なく超常的なパワーを発揮できるようになる。もはや少数派となり、次々を協力者を失いながらも流風と克之ははたして流水やジーンの野望を阻止し、感染させられた人々を解放することはできるのだろうか? ツーことでキーになるのは「一卵性双生児」ってことのようです。全く同じ遺伝子配列なのに、ほとんど区別もできないのに、流風を好きになった克之はほぼ確実に流風と流水を見分け、流風を愛するがゆえに流水の気持ちを拒絶するんですよね。二人が「一卵性双生児」でなかったらあるいはウィルス感染された時点で死亡していたかもしれないんですよね。流風と流水のほかにも「一卵性双生児」ってのは出てきて、それがキーになったりするんですよね。まぁ、人が死に過ぎるなぁって気がしますが、ホラーサスペンスとしてはこんなもんかなぁって感じですかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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