|
カテゴリ:趣味
とくに、今日はネタが無かったので。
SSと言うことにしました―。わー。 ――― 「ユウキくん!」 ハルカが、ユウキの後を追ってふと話しかけた。 ユウキは振りかえり、「何?」といった。 「あのね、言わないでって…言われたんだけど…。行ったほうがいい気がしちゃって。よく聞いて。」 ゛コウキくんが、大熱出していま寝こんじゃってるんだって。お見舞いに行ってあげて?゛ ハルカの言葉を聞くと、一目散に近くの病院へ向かった。 大変だ。 コウキは体が弱いために、熱でも重い症状になってしまうのだ。 「どうしてだまってたんだよ!!」 「コウキ君からのお願いだったのよ!!ユウキくんに心配して欲しくないから呼ばないでって…。」 「ったく、コウキのやつ……!!」 「コウキ君、大丈夫かな?」 ヒカリは病室の前で立っていた。 もちろん、ジュンも一緒にだ。 ジュンは「あたりまえだ!」と言い張る。 「コウキはどんなに熱が出ても、へらへらしてるしな!大丈夫だろ!」 「だといいんだけど……。」 ヒカリは抱いていたナエトルの頭を撫でる。 それを見たジュンは頭の上に乗っていたポッチャマを見た。 ポッチャマは「?」と首を傾げると、ジュンの前に飛んだ。 慌ててジュンはキャッチする。 「いまでも不思議なんだよな。ヒカリはかわいい者すきなのに、ポッチャマじゃないのかーって。」 「フフ、私はナエトルとずっと暮らしてたのよ?ジュン君がポッチャマを持ってくれてよかったと思うよ?」 「そーかぁ??」 この病院には、ポケモンをボールから出してもかまわないのだが、出すのは一体のみ。 そして床におろしては行けないと言う約束がある。 だから、ジュンは慌ててポッチャマをキャッチしたのだ。 「キキー!」 「…!コウキのヒコザル!だ、だめだろ!!地面に足つけちゃ…ってあれ?コウキ…。」 ぼーっとしたコウキがヒコザルをゆっくり持ち上げて、肩に乗せた。 診察は終わったのだ。 付き添いに、ジンがいた。 彼を支えているのだ。 「一応、安定剤は打ってもらったからしばらくは大丈夫だろう。」 「すみません。ジンさん…迷惑かけて…。」 「いいんだよ。じゃあ、また何かあれば呼んでくれよ。いくぞ、ルカリオ。」 ジンはルカリオと共にその場を去った。 とりあえず、長く立たせるのもよくない。 病院のいすに座らせることにした。 「ゴメンね。」 「いいのよ。無理したんでしょう?また。」 ―――――ばたばたばたっ!! 病院の中を走るつわものが、コウキの前に現れた。 そしてぴしゃり、と言いきった。 「何やってんだお前は!!」 ……それは、ユウキだった。 息を切らし、コウキに向かっていったのだ。 頭の上に乗っていたキモリさえも目を回している。 「ユウキ…なんで?」 「ハルカが白状したんだよ!お前が倒れたって!!なんで言ってくれないんだ!?」 「ど、怒鳴らないでユウキくん!…コウキくんは…。」 「わかってるよ!!でも、黙っているだなんて許さないからな!」 怒鳴っているために、周りに居る人達もシーンとその状況を見つめる。 コウキはそれを見て、微笑んだ。 「なに笑って……。」 「大丈夫だって。いつもの熱だし……。そんな死んじゃう~ってわけじゃないんだし。」 確かにそうである。 死んでしまうわけでもない。 ユウキはそれを忘れてしまっていた。 「ま、ユウキの早とちりっつーことで、いいんじゃねぇ?ココからでよう。迷惑掛かるだろ?」 ジュンの提案に、一同はとりあえず、外に出ることにした。 ―――― 「キキ―!」 「キャモ!」 ヒコザルとキモリは遊び出した。 それを見たナエトル、ポッチャマ、アチャモさえも遊び出したのだ。 「とりあえず……これからはチャンと報告するように…頼むぜ?俺の寿命がちぢむ…。」 「ハハハ。わかった。今度は隠したりしないよ。」 従兄弟である、彼らは… 兄弟も同然…なのだ。 ――END―― よくわからない。 とりあえず、ユウキ+コウキだと思ってくれたらイイです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.02 20:53:57
コメント(0) | コメントを書く
[趣味] カテゴリの最新記事
|