新型コロナウイルスが心配な中、三女の秋子も巣立ち
この春、三女の秋子も家を巣立ちました。秋子は関東の私大に進学しました。長女の進学先(北陸→関西)、次女(関西)の進学先と比べて、実家から最も離れた場所に出ていきました。三人娘の大学受験はどれも楽ではありませんでした。長女は国公立大学後期試験で進学先が決まり、次女は一浪ののち3月の私大の後期日程まで粘って進学先が決まりました。そして、三女の秋子。長女と次女の頃とは少し事情も変わってきていて、国公立大学の推薦入試も増えてきています。三女の秋子は、国公立大学の推薦入試に挑戦しました。一次試験は通り二次試験まではいったものの、最終的には合格できませんでした。センター試験では得意科目の英語や国語は想定通りに得点でき、苦手科目の数学などは苦手なりの得点となり、全体的には想定していた程度の得点が取れました。結果から考えれば、ここで欲を出してしまったのが不合格につながったのでしょう。推薦入試を受けた大学からさらに難易度の高い大学を受験することにしてしまったのです。センター試験と模擬試験を組み合わせたドッキング判定も決して悪くはありませんでした。自分がしたい学問分野に近い先生がいるか、定員数はどうか、センター試験最終年で多くの受験生が安全志向になっていること、これまでの模擬試験で記述式の試験の結果が良かったこと、あれこれ考えて決めていました。志望校を変更することを、親も先生も積極的には賛成していませんでした。色々な事情があるにせよ、これまで第一希望と考えてきたところを受けたほうが合格の可能性が高いと考えたからです。予備校の判定ももちろんそうでした。しかし、秋子は挑戦するほうを選びました。二次試験の手ごたえも、推薦入試のときよりいい感じでした。結果は不合格でした。センター利用の私大は2校合格していました。国公立大学の後期試験は願書を出していたものの「受けに行きたくない」と秋子は泣きながら私に訴えました。そんな秋子を説得して、秋子はともかく後期試験は受けに行きました。その時点で秋子は私大への進学をほぼ決めていたと思いますし、私もそれはそれでいいと考えていました。後期試験で不合格になる可能性ももちろんあったわけですが、後期試験で合格を勝ち取って大学受験を終わらせたかったのです。この時の秋子には逃げたい気持ちもあったでしょうから、それを克服してほしかったですし、「一人旅してくれば」というような気持ちも私にはありました。娘たち三人の大学受験はどれも大変でした。この4月、新型コロナウイルスの関係で大学は入学式を中止し、講義も一部オンラインのものを除き始まっていません。クラブやサークルなどもどうなるのかよく分かりません。大学に登校しないので大学の新しい友人もまだできず、家の周囲に知り合いもいない中で、三女は一人暮らしを始めています。銀行の口座を開いたり、いろいろな手続きをしたり、自炊なども頑張っているようです。生活費の多くをアルバイトで稼いでいた次女のアルバイトも、新型コロナウイルスの関係でなくなり、我が家の家計も心配です。次女と三女の大学生活が重なるこの2年を何とか乗り切らなくてはなりません。長女は実家から車で1時間弱のところに就職することとなり、長女への仕送りがなくなったのが救いです。2年以上更新していませんでしたし、書きたいことはたくさんあるのですが、今日のところはこの辺にしておきます。書き忘れていましたが、国公立大学の後期試験は合格でした。秋子の挑戦は、長い人生の中で必ず糧になると信じています。 ランキングに参加しています。よろしかったらクリックして応援してください。「新米ママ・新米パパに贈る、幸せな子育てのヒント」トップページヘ「子育て応援広場」へ「介護の誤解」へ