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禍福はあざなえる繩の如く

禍福はあざなえる繩の如く

冬のアゲハ蝶

これは、本当にあったお話で、

私の知人の体験談です。


*** *** ***

秋口に、アゲハ蝶の芋虫を見つけ、

暖かい部屋の中で、大事に大事に育てていたそうです。

そんな冬のある日、アゲハ蝶は、芋虫から立派な蝶へ成長しました。

 狭い部屋の中では、不憫だと思った友人は、

広い屋外へ放してあげたそうです。

 しかし、アゲハ蝶は舞うこともなく、その場で死んでしまったのです。

*** *** ***

<せいねん的解説>

温室で育った蝶にとって、冬の屋外は、それこそ極寒の地だったのでしょう。

知人の良かれと思ってした行為が、

蝶に対して、最悪の結果を招くこととなった・・・


これは、実際にあった話なのだけれど、

蝶も人にもそれぞれに、

奥深い意味のある寓話になっていますね。


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