2008/03/07(金)13:19
邦題どおり・・・な内容
GyaO 映画25日目。
ちなみに、ギャスパー・ウリエルの左頬の傷は、
6歳の時にドーベルマンに襲われて出来たらしい。
「かげろう」
2003年 フランス
監督 アンドレ・テシネ
出演 エマニュエル・ベアール、ギャスパー・ウリエルほか
あらすじ ↓
1940年6月、フランス・パリ。戦争で夫を亡くした教師の
オディールは、13歳の息子フィリップと7歳の娘カティを
車に乗せ、ナチス・ドイツ軍の侵攻から必死に逃れていた。
だがその途中で、車が爆撃に見舞われてしまう。
人々が次々と死んでいく中、オディールたちは17歳の青年
イヴァンに助けられる。母子はイヴァンを警戒しながらも
彼に導かれるまま森の奥深くへと進んでいく・・・・
感想 ↓
原題は、LES EGARES/STRAYED。「迷子」という意味。
映画の内容は迷子の方がしっくりくる。
しかし見た後の感想は、”かげろう”(はかないほうの意味)
にぴったりかも・・・
音楽でいうなら、低重音域部分が
抜けてしまったかのような映画。
切ないお話なんだけれども、あっけないほどのラスト、
そこに至るまでの主人公たち(特にギャスパー君)の
感情の部分がお腹にまで伝わってこない感じ。
正直・・・
余分なエマニュエルの入浴シーンを
カットして、もっと深いところを描けよ~!!
って感じだろうか?
あんまりエマニュエルさんが、好きじゃないのも
のりきれなかったな・・なんか、いつもギリギリっぽい
雰囲気で。(精神的にですよ)
全ては”かげろう”のごとく 消え入ってしまった
かのような映画だった・・あ~物足りない。
GyaO 映画で放送中なので、興味があるかたは
どうぞ~ ギャスパー好きにはよいかもしれない。