2008/07/07(月)16:18
七夕にピッタリな映画
K-PAXはこと座(琴座、Lyra)にあります。
本当にあるのかないのか?あると信じたいですね、特に 七夕の夜 には
「光の旅人 K-PAX」
2001年 アメリカ
監督 イアン・ソフトリー「鳩の翼」
脚本 チャールズ・リーヴィット
出演 ケヴィン・スペイシー、ジェフ・ブリッジスほか
あらすじ ↓
ニューヨークの駅構内。不審者として警察に連行される謎の男プロート。
彼は自らを遥か1,000光年彼方のK-PAX星からやって来た異星人だと名乗り
精神病院に送られる。
プロートの治療に当たるのは精神科のパウエル医師。
初めのうちは単なる妄想か虚言と高を括っていたパウエルだったが、
その落ち着き払った言動や理路整然とした説明にかすかな疑問を抱き始める・・・・
感想 ↓
それほど、スペイシーが好みではないので、今まで見ずにいました。が・・・・
実は、この映画の脚本のチャールズ・リーヴィットは、「心の指紋」「ブラッド・ダイヤモンド」
の脚本も担当した方。
う~それを知ったら、見ないわけにはいかないです!!!!
そんな訳で予約しておいたら、昨日届きました。本当に偶然ですが、七夕の本日見られた
というのは、何かの縁? 映画オタな人へのご褒美だったのか?と思わざるを得ません。
素敵なお話です。根底にあるのは「心の指紋」や「ブラッド~」などと同じく、
決して軽いテーマではなく、人間の根底に潜む色々な罪悪によって、
傷つきすぎて元に戻れなくなってしまった心。
周りの人間は、関りたくないと思える気持ちも・・魅力的な人物の描き方にのせられ・・
いつしか、目を伏せがちな問題でも、直面しているかのような気になってきます。
何よりも素晴らしいのは、映画を観終わった後に希望を残してくれる。
信じたい何かを~与えてくれます。
陰だけでは終わらない。陽もやんわりと感じられるお話です。
素敵なストーリーを創れる脚本家のようですね。ますますファンになりました。
「光の旅人 X-PAX」は、星の伝説があるように・・
もしかしたら?あり得るのかもしれないし、信じたいな。
こんな世の中だからこそ・・・・
さ、願いましょうか・・晴れろ~ 晴れろ~と!!!
・・織姫と彦星が天の川に邪魔されないように・・
映画な中でも、美しいですが意味深な川が出てきますよ。
なかなか素敵な映画です。星空に想いをはせながら観て欲しいかな・・
もしかしたら流れ星でお返事してくれるかもしれませんね~ K-PAX星人が~