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のぶ記

のぶ記

ヨナ書1章

mint 7月1日
主の御顔を避けて
                 ヨナ1:1~16

★最初にヨナという人物について
・ ヤロブアム2世(前792~753)の時代に活躍したイスラエルの預言者であった。2列王記14:23~25を見てみると、預言者として成功していたことがわかる。そんなヨナに起こった神様の御業を見て生きたいと思う

※もし、やりたくないことをしなくてはならないときあなたはどうしますか?

a)やりたくないことがあったら、いかにやらないですむかということを考えると思う。また、もしやらなくてはならないのであるならば正当な理由付けをがんばってするかもしれない。そして、これとそれとは別のことだからと自分を納得させる努力をするか、考えないようにして物事をこなして終わることもあるだろう。従うとなったら文句を言いながらやるのかもしれない。ヨナはここでは御顔を避けた、つまり逃げるという選択をしてのだ。なぜやるのかわかっていることならやれるのにって思う。

1、 ヨナはなぜ主の御顔を避けたのでしょうか

a)なぜ、主の御顔を避けて逃げたのかはっきりと答えは書いていません。ここで注目したいのはアッシリアのニネベの町がこの時代主の前に悪を行い腐りきっていたということです。そこでヨナが向かったのはニネベとは正反対のタルシシュです。ヨナは神様が何を求めているかわかったからこそそれができなくなるように正反対の遠い町に逃げていったのでした。ヨナにとっては神様の理不尽な要求に思えたのかもしれません。

2、なぜヨナは船底で眠っていたのでしょうか 
 
a)水夫たちが自分の持ち物を海に捨てるほど必死になって船が沈まないように努力している中、船底で寝ているヨナ。船酔いして寝ることしかできなかったのかな。嵐で船ゆれていたしね。そういうことをいいたいのではないんだよね。ヨナは嵐が起こったのが自分とは無関係でないということを知っていたんだと思う。無関係でなぜ船が沈んでいくのかわかっていなかったらみんなと一緒にひっしだろうね。関係があり神様の怒りをかっているからこそ逃げるように船底の離れた場所で寝ていたんだ。
船がどうにもならなく沈みそうになったとき、水夫たちは自分たちの神様に祈った。ヨナは祈らない。祈れないんだとおもう。神様から逃げてきたヨナは赦されないと感じたのかな。とことん抵抗するヨナの姿がここにあります。異邦人の船長に祈るように薦められるということにも神様がヨナに関ろうとしてくださっていることがわかります

3、くじがあったってしまったヨナはどのような気持ちだったと思いますか
 
 a)すでに自分のせいであるということを少なからず意識していたヨナ。あたったことに対してあまり驚いてはいないようです。その理由にこのことが起こっている理由をしっかりと船に乗っている人たちに説明しているヨナがいます。

4、ヨナはなぜ先に逃れようとしたということを船に乗っていた人    たちに伝えていたのでしょうか

a)異邦人、今の私たちにとってはノンクリスチャンの方が話しやすいという事柄が多くあります。なぜなら神様の前では悪いとわかっていることでもノンクリスチャンの中では普通であったり、むしろその方が正しいとされることが多くあるからです。神様を悪者にしたほうが気持ちが一瞬楽になることがあるからです。


 5、なぜヨナは自分を海に投げ込めといったのでしょうか

a)自分がいなくなればみんなが助かると思ったからです。でも、本当に必要なのは自分がいなくなれば、死んだらといったようなことだったのでしょうか。ここでも神様が求めていることは悔い改めることであり、神様に立ち返ることだったのではないでしょうか。

6、14、16節の船に乗っていた人たちの態度から私たちは何を教えられるでしょうか

a)自然をも支配する神様の偉大さもわかります。しかし、驚くべきことが起こっているのがわかるでしょうか。自分のそれぞれの神に祈っていた船に乗っていた人たちが唯一まことの神である創造主をあがめていることです。神様の御顔を避けたヨナさえも用いてくださった神様がいるのです。

(まとめ)
神様から逃げていくヨナ。しかし、そんなヨナをも用いてくださる神様。そこに大きな哀れみを感じずにはいられません。私たちも多くの罪を犯します。神様から逃げ出すことも多い者です。しかし、そんな私のことも理解し助けてくださる神様がいることを忘れないでいたいですね。


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