空　遊　人

徳島現地に入って二日目。問題を探るべく情報収集に取りかかった。
まずは資料収集。ところが中々揃わない。これに数時間かかり結局行方不明の物まで出できた。これは問題起こるはず。
そして更なる問題は、対交渉相手。これが現地も見ないであれこれ指示してくる。この根拠は机上論。ペーパーベースで立体的に物を見ていない。これは間違いなく失敗するし現場との温度差は縮まらない。ではなぜそうなるのか？と言うと彼らは問題が多過ぎてフットワークが悪い。そこに持ってきて対応が悪いので原則論しか話が出来ない。
これからやるべき事はまず彼らを土俵に乗せてあげる事。それには、かゆい所に手が届く資料の作成と密な情報交換。
彼らはサラリーマンだから組織として上に報告するものがほしいが無いというところ。
そのいい訳を考えるべく資料を出す事。恐らく彼らも身動き取れない状態になりつつあることが見える。これがこじれて感情論にまで発展してしまいつつあるがこれは危険且つ後になってのプラスが残らない。
今の立場からするとまるで下請と元請が逆転したような状態と混乱にあると分析。これは大手術になりそうです。来週のスケジュールを組みなおさないといけませんね。