2012/07/09(月)06:54
ほたる談義「続・続・続のその続」
「ほたる祭り」最終日。
8時を過ぎて現場に向かった。
仮設の駐車場はすでに満車で駐車係は汗だくで、案内をしている。
狭い農道は行き帰りの人でいっぱいだ。
気温が少し低いのか、見た目には飛び交うほたるの数は少なく感じる。
それでも、あたりからは、「うわあ、舞っているよ」と歓声が上がっている。
川辺の草むらに、銀河のように蛍が張り付いて光っている。
乱舞もすごいが、こういう光景もまたいいものである。
蛍もすごいが、人手もすごい。
サポーターズクラブの会長さんは、人数をつかむ人「今日は、500人超えてます」というから最高の人出である。
小布施、千曲市、上田市、柳原など市外からも来ている。
どこで知ってきましたかと聞くと、
この近所に、娘や子どもが住んでいたり、親せきから聞いてなど様々。
なかには、若い夫婦で、「毎日来ています」という方も。
参加者が増え続けているが、ほたるの生息環境を考慮すれば、開催期間はできるだけ短く、静かな川辺環境にしたいものだ。
十分に検討し、地域の宝、貴重な自然環境を守らなければと思う。
ある参加者が「ここの蛍はなぜすごいんですか」と会長さんに聞いていた。
「川がコンクリートでないから、いいんです」と。
「土京川のほたるを観る会」が長年守り続けてきた一番のことが、認知されていてうれしい。
来年へ、乞うご期待。