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テーマ:親子関係(9)
カテゴリ:子育て
今日は遺伝子で、自分の人生や子供の人生が決まってしまうのかについて考えていきたいと思います。 「勉強ができる」「スポーツができる」その他にも様々なことに遺伝子が関わってきます。 一喜一憂することなく、遺伝子がどういうものなのかこれから見ていきましょう。 目次 1.容姿などの外見的遺伝 2.性格などの内面的遺伝 3.病気の遺伝 1 .容姿などの外見的遺伝 ・身長は8割が遺伝する。 ・顔つきは、男は母親に、女は父親に遺伝する。 ・耳の形は遺伝する。(難聴も遺伝する) ・歯並びは遺伝する。 ・性格の50%は遺伝する。 ・知能や学習能力は70%遺伝する。 ・運動能力は66%遺伝する。
3. 病気の遺伝 ・発達障害は遺伝する。 ※環境要因も大きく影響する。 →環境要因による自閉症スペクトラム 「妊娠初期の喫煙」 「ビタミンなどの栄養素の摂取」 「高齢出産」 「妊娠週数」 「出産時、帝王切開」 「夏の妊娠」 「生殖補助医療による妊娠」 →環境要因によるADHD 「母親の喫煙」 「母親の飲酒」 「幼児期のストレス」 ※ ADHDの遺伝子は、そうでない。遺伝子に比べて最大10倍遺伝する確率は高い。
【気になる遺伝一覧】 1.うつ病・・・遺伝よりも環境に問題がある。 2.統合失調症・・・うつ病より遺伝の確率が高い。 3.糖尿病・・・親が2型糖尿病なら、そうでない親の子と比較したとき3〜4倍発症しやすい 4.高血圧・・・30%から50%遺伝する。 ※その他の重大要因 → 食塩の過剰摂取、肥満、飲酒、運動不足、ストレス 5.アレルギー・・・親がアレルギーだからと言って、子供が必ずアレルギーになる事は無い。 6.がん・・・がんになりやすい遺伝子は遺伝する。 ※がんが直接遺伝する事は無い。 ※ 男性の精子、女性で卵子に問題があれば遺伝する。
まとめ 遺伝すると思われていたものも、案外生まれた後の環境によって決められてしまうと言うことが、お分かりいただけたと思います。 遺伝は変えられないかもしれませんが、それ以外は努力次第で改善することができます。 「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を」 今日もありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.01 21:07:28
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