・情報公開するだけではなく、自身の経験則を踏まえた意見も言っておく必要があると思い情報配信しています。耳に痛いところもあるかと思いますが怒らないで聞いて下さい。
そんなわけで、以前から思ってることですが、ホジキン病のホームページを作ってる方は緩解になったとたんに更新が面倒くさいからか、情報配信をやめてしまうように思えます。そうですね。自身も人のことを言えた義理ではありません。更新継続の煩わしさ。仕事や家庭との両立、趣味とのバランス。時間がとれないとなかなか出来ません。
とはいうものの、陳腐化・風化した情報が同じ症状の患者さんが目にしたときに混乱を招きますからコンテンツは都度、見直すか閉じるべきだと思ってます。
そんなわけで、このコンテンツで言っときたいことを先に記します。
1.ホジキン病になった方は「化学療法+放射線療法」を受けること。
2.化学療法だけですまそうと思ったら、最低限12回の投与は受けること。
3.化学療法だけで緩解出来ると思わないこと。
4.食生活を改善し体質改善へつなげること。
人によっては抗ガン剤で吐くのが嫌だ、ハゲるから嫌だという方もいらっしゃるでしょうが、1年365日のうちのわずかな日数。人生60年、21900日から見ればわずかな時間の苦しみです。525600時間のうちわずか数分間の嘔吐を我慢するだけです。ファイト、ファイト。頑張りましょう。私だって出来たんですから、あなたにだって出来るんです。
以下、たわごとです。
■ABVD療法で血管が痛くなったら「血管カテーテル」を使用するよう依頼しましょう。担当医だけではなく、セカンドオピニオン。複数名の医師の意見を聞きましょう。耳年増になりましょう。インターネットにホジキン病の情報は数多くありますが、情報の出所がはっきりしないものは、参考意見程度にしておくくらいの気持ちを持ちましょう。
■MOPP療法で抗ガン剤を経口するときは、きちんと固形物を口にした後にナツランやオンコビンなどを経口しましょう。そうしないと胸が張った感じになるかもしれません。野菜ジュースなど水分だけの食事で経口すると胃があれるのでやめましょう。パン1枚をプラスするだけで十分緩和されるものですよ。
■放射線は思っているより照射時間が短いものです。副作用らしい副作用はありませんが遺伝子異常になると言われました。2年は子供を作らないようにすれば問題がないとも言われました。これに化学療法をプラスして受けて下さい。お願いします。
■生きていれば楽しいことがたくさんあります。ホジキン病は、治癒が可能といわれている数少ないガンです。
■丸山ワクチンの投与ではなく化学療法をうけましょう。うけたら食生活を改善して免疫力を強化しましょう。タバコやアルコールの嗜好があるのなら迷わずやめましょう。22時~深夜2時は細胞再生時間です。早く寝ましょう。抗ガン剤を投与されたら翌日は入浴で体を温めて体内循環させましょう。より効果的になります。
■適度な運動をしましょう。ガンだからといって過度な介護を受けて筋力が衰えるようなことは避けましょう。
■悲劇のヒーロー、ヒロインずらをするのはやめましょう。もっともっと劣悪な環境の方はいるものです。悲観的になるのはやめましょう。周囲にあたるのはやめましょう。あなただけが特別な存在ではありません。今までフルスロットルで生きてきたところに一息入れて、まわりの音に耳をかたむけてください。普段なんとも思ってなかった木々や鳥のさえずり小川のせせらぎが心地よく感じるはずです。残った人生をゆっくり生きましょうね。
-拝-
(追加修正H19.1.13) |