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テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:鬱病
やっと出口が近くなってきたと思っていた鬱のトンネル。
普通の人と変わりない生活が出来るようになって喜んでいた。 ODやリスカはもう自分には縁のないものだと思っていた。 医師に「危険」と言われたたったあの一言で、私は鬱病患者だと再認識させられた。 鬱のトンネルの出口が近づいてきたと思っていたのはただの幻だった。 私は正常者ではない。 鬱病患者、精神異常者なんだ。 忘れていた。 いや、そんな自分を直視しようとしなかった。 昨夜、しばらくぶりでODをした。 ここからまた這い上がる事が出来るだろうか。 幻でもいい。 ただの錯覚でもいい。 出口が近いと、また思い込む事が出来るようになるだろうか。 昨夜のODは家族には話していない。 今朝、微熱があったので、風邪をひいたと言い訳をした。 不思議とよく眠った。 昼頃、花に水をやっていない事に気が付いて、外の花に水をあげた。 みんな、今日の日差しが強すぎたのか、くたっとしていた。 ひとつひとつに、ゴメンネと謝りながら水をあげた。 午後もずっと寝ていた。 起き上がる事が出来なかった。 迷路のような鬱のトンネル。 出口が見えなくてもいい。 でも、出口は必ずあると信じて、また普通の正常者と変わらずに毎日を送れるようになりたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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