秋田の旅とても早起きをし、男鹿半島になまはげを見に行きました。なまはげが民家にやってくるところも体験。昔ながらの民家(展示用。男鹿真山伝承館)に靴をぬいであがり、いろりのまえで、なまはげがたずねているところから、 家の主人がなだめ、帰ってもらうところまでを実演するのですが 中身は人間だとわかっていても、どきっとさせられる迫力があります。 こどもは本気で泣きます。 (わたしも実際におそわれました(笑)) 郷土の文化にふれたところで、楽しみにしていた蔵元見学♪ まずは本荘にある由利正宗へ。 この時期はたいていの蔵は今年の酒造りは終了した直後ということもあり、 今日は休みが多いらしい。重厚な門構えや様子をみられただけで、大満足。 明治35年創業の由利正宗は品質が評価されており、 毎年品評会で入賞し続けている実力派。 昨日飲んだお酒の味を思い出し、今夜また飲もうと決めました。 続いて秋田市内の竿灯(秋田醸造)へ。 こちらは出発まえから予約していたこともあり、出迎えてくださいました。 「少量仕込みで丁寧に」 大正8年創業だが、平成12年に建て替え、現在のような建物になりました。 大変近代化された設備で、いままでみてきたところと印象がだいぶ異なる。 だからといって手作りのよさを捨ててしまったわけでなく、 少量づつ愛情と手間をこめて酒造りにあたっている様子が話をするなかにもよく 伝わった。機械に頼らず、最終的には昔ながらの手法も大切にしています。 また、いろいろ研究も重ねており、酒造りに対する情熱を感じます。 純米吟醸ひらりをはじめ、ゆきの美人など、数種類を試飲させていただきました。 ******************************* 夜は再び酒盃へ。 どうしてもここで飲みたいお酒や肴がたくさんあり、 この日もここですごしたいと伺わせて頂きました。 土曜の夜、酒盃はたくさんのひとであふれかえっていました。 それぞれが酒と肴に目をほそめて、時間をたのしんでいるよう。 純米吟醸 雪の芽舎(由利正宗)、美酒の設計(由利正宗) 純米酒 まなびと (まんさくの花)、じゅんから(天の戸) 大吟醸 秀よし 活性純米にごり酒 酒盃オリジナル(春霞) 山廃純米生原酒 番外品+19(刈穂) 刈穂 辛口本醸造はお燗で。 最後に自家製の手打ちそばでしめる。 このそばは一日15食限定品。前日気になっていたのでお願いしてみると、最後の 一食だそう。(セーフ!) 薬味はからみ大根のしぼり汁のみとシンプルだが、 いままで味わったことのない食感と、ぴりっとした大根の風味でした。 蕎麦湯も頂き、とてもしあわせな気分でお店をあとにしました。 |