ペルセウス座流星群
放射状に発生しているのが分かる撮影に成功しました。11日深夜、12日深夜に撮影したものを合成しています。全部で11個あります。分かりにくいと思うのでガイド付き画像。11日深夜は当別町のダム湖で撮影していて全部で4個撮れました。そのうち1個は合成写真の範囲外だったので上の画像には含まれません。目視ではさらに数個観察できたのですが期待していたよりは少なめ。1時頃に雲が出てきて見えなくなったので終了。西側に山があってそこで雲が発生したようで平地に降りたらまた星が見えるようになり石狩市に行ってみたのですが寒さと疲れで撮影はせずに帰宅しました。12日深夜は石狩市の川沿いで撮影。暗さの面では前日の場所の方が有利なのですがまた雲が出るかもと思って避けました。この日は極大だった事もあって多数の流星を見ることができました。画面の中央付近にある一番明るい流星は天頂を長く横切る大流星で流星痕(流れた後に煙のように残る跡)もしっかり見えました。明け方まで続ける気でいたのですが、2時過ぎくらいから気温が急激に下がってレンズが結露してしまったので残念ながら終了。前日はレンズヒーターを持っていたのに帰宅後に片付けてしまってこの日は忘れました。大失態です。それでも上記画像のほとんどはこの日に撮影したものです。その失敗が悔やまれたのと動画も撮りたいという欲があって13日、14日とチャンスを伺っていたのですが曇っていてダメでした。13日は撮影に行って目視では2個ほど見たのですが、狙っていた天頂付近は雲が切れなくて30分くらいで諦めました。撮影し続けていてよく分かったのが人工衛星の多さです。静止画だと流星のように写っていて騙されそうになるものが多数あって意外に選別に影響しました。放射点と関係無さそうな軌跡は人工衛星。明るさが不自然なほどずっと変わらないのは人工衛星。前後のコマを比較してどちらにも写っていれば人工衛星。(10秒くらい露光しているので、そんなに長い時間流星が飛んでいるわけが無い)今後星景撮影で人工衛星が写り込まないようにするのは難しくなっていくかもしれませんね。まあ夜空を人工衛星が飛んでいるのを見るのは面白いんですけれども。