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クリスマスCD第二弾は最近発売された「SantaMental(SteveLukather&Friends)」(2003)に決定。
MusicMan"Luke"を抱き、電飾ぐるぐる巻きでサンタの格好をした SteveLukatherがワルっぽくて素敵なジャケット。 クリスマスソング中心でオリジナルも入っているJazzテイストの強いアルバムです。 多彩なゲスト陣は追々紹介することにして、先にMainParsonelをば。 SteveLukather(g)は言わずと知れたTOTOのギタリスト。 ということでギターはディストーションの効いたRockサウンドですが周りがジャズマンばかり。 KeyboardはJeffBabko。コードワークに秀逸さを感じます。 DrumsはGreggBissonette。久々に聞く名前だなと思って、ちょっと検索してみたら、 DavidBenoit(p)のトリオでスタンダード集だしてました。これは良さそうなのでチェック。 BassはJohnPierce。彼のベースが一番Jazz色を濃くしてる要因かなと思います。 そしてすごいゲスト陣が活躍する各トラック解説行ってみましょう。 1トラックは格好良くRock・Fusion系にアレンジされた"JoyToTheWorld" ゲストギタリストは、、、待ってました!EddieVanHalen! 闘病生活からの復帰後、個人的には初の音源。 相変わらず奇抜なソロプレイを格好良くきめてます。 それとTambourineでSimonPhillips。なぜタンバリン。。。 2トラック"GreenSleeves"。 ゲストはEdgarWinter(Sax)。 JeffBabkoのRhodesとEdgarWinterのSaxが光る、 アダルトなアレンジが滅茶苦茶良いです。 3トラック"JingleBells"。 SammyDavisJr.(SampledVo)。 サンプリングされたVocalトラックに合わせてバックを録ってるようです。 ビッグバンドにアレンジされた快活な1曲。 4トラック"CarolOfTheBells"。 ハードロックなイントロで幕を開ける5/4拍子のスケールの大きなアレンジで、ゲストはSteveVai(g)。 ついでにTrevorLukather(SteveLukatherの息子)がパワーコードだけ参加。 この所まともなスタジオフルアルバムが出てない奇才Vaiですが、 まぁVaiらしいって言えばVaiらしいソロプレイを披露してくれてます。 ただちょっと物足りないかも。 5トラック"BrokenHeartForChristmas"。 SteveLukatherオリジナルで、ゲストはSlash(g)。 いかにもなブルースロックで、このアルバム中では浮いてる曲。 6トラック"AngelsWeHaveHeardOnHigh"。 5トラックから打って変わって、爽やかなFusionアレンジが気持ち良いです。 2トラックでも感じられるのですが、 JeffBabkoのコードワークの才能がサビで強烈に発揮されてるのが分かります。 アルバム中盤で少しホッとできる1曲です。 7トラックはビッグバンドアレンジの"WinterWonderland"。 あ、ちなみに断りが無い限りVocalはSteveLukatherです。 で、この曲はEdgarWinterも歌ってます。 3トラックも同様ですが、アレンジ的には 8トラック"LookOutForAngels"。 SteveLukather&JeffBabkoのオリジナル。 ほんの少し大人びたロック。 ゲストはMikeLandau(g)。詳細不明ですが、ソロは中々に華麗。 9トラック"SilentNight"。 これもJeffBabkoが大きな大きな存在感を発しています。 Steveのボリューム奏法も良いスパイスになっている、ややミステリアスなアレンジ。 "dedicated to my friend and mentor Jeff Beck"と書かれてます。 確かに「BlowByBlow(JeffBeck)」(1975)の "CauseWe’veEndedAsLovers(邦題:哀しみの恋人達)"に近い印象を受けます! これはとても綺麗。ベストトラックかな。 10トラック"TheChristmasSong"。 LarryCarlton(g)とSteveLukatherによってギター1本用にアレンジされてます。 もちろん演奏してるのはSteveLukather。ということでLarryCarltonは演奏には参加してません。 LarryCarltonの熟練のジャズテイスト溢れる、 アルバムの最後を締めくくるのにふさわしい素敵な1曲です。 他にもHornに複数参加してたり、PercussionにLennyCastroが出てたりします。 1トラックのような軽快でスピーディなロックアレンジが中心だろうと思っていたのですが、 予想に反してずっと大人っぽい雰囲気の曲が多くて、良い意味で期待を裏切られました。 最後の2曲で静かに幕を下ろすアルバムの雰囲気に反比例する形で、 2人のボルテージをグッと引き上げてくれるにくい演出の一枚です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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