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ある日どこかで

ある日どこかで

海を見ていた午後

     あなたを思い出す この店に来るたび
     坂を上って きょうもひとり来てしまった
     山手のドルフィンは 静かなレストラン
     晴れた午後には 遠く三浦岬も見える
 
     ソーダ水の中を 貨物船がとおる
     小さなアワも恋のように消えていった

     あの時目の前で 思い切り泣けたら
     今頃二人 ここで海を見ていたはず
     窓に頬をよせて カモメを追いかける
     そんなあなたが 今も見える テーブルごしに

     紙ナプキンには インクがにじむから
     忘れないでって やっと書いた遠いあの日

きっとドルフィンに行ったら、このままの風景が見えたのだろう。
今はどうなのかな?

♪あの時目の前で思い切り泣けたら 今頃二人ここで海を見ていたはず♪

泣けなかったんだなぁ。もし泣いていたら…

情景が目に浮かんでくる。
この曲は静かな日曜の午後に聴きたい。  


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