392828 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ある日どこかで

COBALT HOUR

     港へ続く高速道路
     空を流れるミルキィウェイさ
     海の匂いの冷たい風が
     白いベレG包みはじめる
    
     夜明けの金星 消えゆく空はコバルト
     真夏の桟橋 彼方に浮かぶ朝焼け
   
高速道路を白いベレGで駆け抜けて、星空へそのまま飛んでいってしまいそう。

ベレG…白い いすずのベレット。昔父が乗っていた車だ。
「この車はかっこいいぞ!」と自慢げに中古のベレットを買ってきた父。
そんなに興味もしめさない母と妹と私と祖母の車の事は分からない女性軍に、父はその車の良さを力説していた。

後に、ユーミンがベレGと表現して歌っているのが家にあるベレットと同じだと聞いて、なんか急にかっこいい車に思えたりして。
学生時代、車好きの男の子達に「お父さんの車何?」と尋ねられ「ベレットG」と答えると、いつも羨ましがられた。
その事を父に話すと、それはもう嬉しそうに満面の笑みで「そうよ。こんなかっこいい車はなかなか今ないぞ」だって。

私も免許を取得して数年間は父のベレGに乗っていたが、確かに、運転しているとよく振り返って見る人がいた。車好きの人にとっては、当時憧れの車だったらしい。

廃車にする時は、家族からも周りの人達からも本当に惜しまれた、こんな車も珍しいのじゃないかしら。

 白いベレG・・・なつかしいな。

COBALT HOUR


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.