ある日どこかで

2011/06/20(月)15:31

☆マンマ・ミーア!☆

イギリス映画(48)

ABBAのヒットナンバーで構成されたヒットミュージカルの映画化作品。 ギリシャの美しい島のリゾート地で、小さなホテルを営む母親ドナと二人暮らしのソフィは、結婚式を明日に控えていた。彼女の夢は、父親とヴァージンロードを歩く事だったが、父親が誰かを知らない。どうしても父親の事を知りたいソフィは、ドナの昔の日記から父親の可能性のある3人の男性の居所を調べ、ドナに内緒で明日の結婚式への招待状を出していたのだった。そして、その男性3人は揃ってこの島へやって来る。 ABBAの曲を聴いていた世代にとっては、ABBAの名曲が次から次へと流れるこの作品は大いに楽しめます。懐かしい想い出も蘇ります。 舞台は美しいエーゲ海の島。その美しい背景と、ABBAの曲と浮き浮きした気分で、始終一緒に口ずさみながら観ていました。 キュートなアマンダ・セイフライド、元気なおじさまとおばさま俳優たち。彼らの歌は、上手いの下手の、と言うよりも、雰囲気を楽しんでいるな、と言う感じです。内容はまあ、いかにもミュージカル舞台の映画版といった感じで、ドタバタもあり、突っ込みどころはあるけれど、始終楽しく観られてハッピーな気分になれます。 ただ、メリル・ストリープが…。どんな役でも見事にこなす彼女ですが、このドナ役は彼女ではなかったのではないかと思います。 元気に踊り、歌い、飛び跳ねる彼女のパワーは凄いですが、自由奔放な女性だというドナというイメージには遠かったです。もうちょっと若い人の方が良かったかも。顔立ちのせいもあるか、ちょっと無理がありました。もうちょっとお茶目な感じの人だったらさぞかし良かったでしょうに。 核であるドナ役を誰が演じるかで、もっと良いものができたかもしれませんね。 それでも、ABBA世代、ABBA好きな人は楽しめると思います。 音楽はABBAのベニーとビョルン。 MAMMA MIA! 2008年 製作国:イギリス/アメリカ 監督:フィリダ・ロイド 脚本:キャサリン・ジョンソン 振付:アンソニー・ヴァン・ラースト 音楽:ベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァース 出演:メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド、ピアース・ブロスナン、コリン・ファース 他 マンマ・ミーア!

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