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ある日どこかで

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アメリカ映画

2012.02.15
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カテゴリ:アメリカ映画

コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人がいちばん無防備になる夢の中にいる状態のときに、その潜在意識の奥底に潜り込み、他人のアイデアを盗み出すという犯罪のスペシャリストである。危険極まりないこの分野で最高の技術を持つコブは、陰謀渦巻く企業スパイの世界で引っ張りだこの存在だった。しかしそのために、国際指名手配犯となり、最愛の妻の殺害容疑者として逃亡の身となっていた。そんな彼に、幸せな人生を取り戻せるかもしれない絶好のチャンスが訪れる。そのミッションは、インセプションと呼ばれるものだった。それは彼の得意とするアイデアを盗むミッションではなく、他人の潜在意識に別の考えを植え付けるという難度の高いミッションで、ほぼ不可能だと言われていた。それでもコブは、それを最後の仕事と決め、業界トップの類まれな才能をフルに活用し、万全の準備をしてミッションに挑むが・・・


こんなストーリーをよく考えるなー、とクリストファー・ノーランに脱帽。
夢の中で夢を見る、夢の中だから思うようにならない、でも、これは夢の中での出来事だから、と済ませられる。そんな特殊な「夢」と言うものを媒体に実に上手く練られて、表現された作品だと思います。

迫り来る、跳ぶ、落ちる、広がる、映像もすごいのでやはりこれは映画館の大スクリーンで観るべきでした。正直公開当時はあまり興味が沸かなかったのですが、惜しい事をしました。

エレン・ペイジ演じる女子大生は、この道初体験。彼女の気持ちが一番視聴者に近いところにあるのかもしれません。しかし、実はこの複雑極まりない映画、完全には全部は理解できていないような気もします。
夢と現実を行ったり来たり、頭の中がゴチャゴチャになりそうですが、この不思議さ、世界観はすごく好きです。


INCEPTION
2010年
アメリカ
監督/脚本:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ、渡辺 謙、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、トム・ハーディ   他



[DVD] インセプション






Last updated  2012.02.15 16:41:44
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2011.12.17
カテゴリ:アメリカ映画

久しぶりのタランティーノ作品を鑑賞。

ナチス占領下のフランス。ユダヤハンターの異名を取る冷血な男ハンス・ランダ大佐によって、家族を殺され唯一人逃げ延びた少女ショシャナは、現在はパリで映画館主をしながら復讐の時を待っていた。同時期、ユダヤ系アメリカ人を中心とした連合軍の極秘部隊イングロリアス・バスターズ(名誉なき野郎ども)が、ナチスを次々と残虐な殺し方でドイツ軍を震え上がらせていた。


            イングロリアス・バスターズ1


タランティーノの荒唐無稽な戦争映画であり、コメディ、復讐ものでもある娯楽映画。冒頭などは音楽などもマカロニウェスタン色が濃かったりもする。
相変わらずの無駄話も盛り込まれ、ちょっと目を覆いたくなるような暴力シーンはタランティーノ色満載だが、章に区切ってあるし、その章ごとにしっかりとしたストーリーになっているので最後まで飽きることなく観れました。

何と言っても、ナチスのランダ大佐役、クリストフ・ヴァルツが最高。無表情で容赦なくユダヤ人を殺害する冷酷さをものの見事に演じていて、震え上がるほど。ブラッド・ピットが主演のように扱われていたけど、明らかにヴァルツに食われてます。

            イングロリアス・バスターズ2


アメリカの戦争ものには珍しく、英語の他ドイツ語やフランス語も話されているのも良いです。最初の農場や酒場でのシーンは実にスリリングだし、最後の上映会のところまでのそれぞれの思いを交錯させながら盛り上げていくのも上手い。
もちろん事実とは違うけど、そんな事関係なく楽しめるエンターテーメントムーヴィーでした。


            イングロリアス・バスターズ3


INGLOURIOUS BASTERS
2009年
アメリカ
監督/脚本:クエンティン・タランティーノ
出演:ブラッド・ピット、クリストフ・ヴァルツ、メラニー・ロラン、ミヒャエル・ファスベンダー、イーライ・ロス、ダニエル・ブリュール、ダイアン・クルーガー  他




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Last updated  2011.12.17 14:59:22
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2011.10.01
カテゴリ:アメリカ映画

これも観てから随分経っているけど、第82回アカデミー賞の作品賞、監督賞など6部門を制した、アメリカ軍爆弾処理班にスポットを当てた映画。


2004年のイラク、バグダッド郊外。アメリカ陸軍爆弾処理班に新リーダー、ジェームズ二等軍曹が着任した。だが彼は、安全面の作業順序等を無視し、死をも恐れないような振る舞いで淡々と爆弾を処理していく。そんな彼の様子に部下たちは不安を募らせる。


この映画では所謂、銃撃戦とかの戦争映画に普通見られるようなシーンは出てきません。兵士達は、市中のいたるところに、又は人に仕掛けられた爆弾を処理する専門部隊員たち。
任務完了まで38日、30日、20日、となって行く数字を見ながら、彼らと共に私もその日数が早く過ぎてくれないかと、祈るような気持ちで見ていました。


            ハートロッカー


現代の戦争は見えない敵との戦い。脚本家が実際に何週間もイラクで爆発物処理班と共に行動したと言うだけあって、爆弾を処理する様子には緊迫感があり、その処理後は、見ている側も一気に疲れが増してしまうような感覚を覚えました。手持ちカメラを使っていたので、実際にちょっと見にくい部分もあるのだけど、其れゆえに緊迫感とか、まるでドキュメンタリーのような臨場感がリアルに描き出されてもいます。

兵士たちは大義なき戦争でも行かなければならず、任務を遂行しなければならない。ただ、一度その場に足を踏み入れると、冒頭の「戦争は麻薬である」の言葉どおり、そこは精神に異常をきたすほど恐ろしく、救いようのないもの場所なのだと思います。

ただ、これはあくまでもアメリカ側から見た戦争映画。それをふと考えてしまったり、そう考えると醒めた目で見てしまったりしたのですが。それでも、筋の通った反戦を意味する作品だと思います。

最初に「ハートロッカー」と言うタイトルだけを聞いた時は、『Heart Rocker』だと思っていました。しかし実際は『The Hurt Locker』、軍隊の隠語で〔究極の苦痛に晒される場所〕とか〔いるだけで心が痛む場所〕だと言うのを聞いて、日本語でカタカナで書いてしまうと、こうも真反対の意味になるのかとちょっと変な気持ちもしました。
〔いるだけで心が痛む場所〕か。戦場はどこもHurt Lockerなんだと思います。
鑑賞後は本当に、こちらも疲れてしまいました。

それにしても、ご存知のとおりビグロー監督の元夫はジェームズ・キャメロン監督で、この年のアカデミー賞では元夫婦でオスカーを争ったわけですが、ビグロー監督は女性とは思えないような、実に男臭いハードな映画を撮る人でカッコいいです。


THE HURT LOCKER
2008年
アメリカ
監督:キャスリン・ビグロー
脚本:マーク・ポール
出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モース  他




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Last updated  2011.10.01 17:27:04
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2011.09.22
カテゴリ:アメリカ映画
            
            YAGI1


地方紙の記者ボブは妻と幸せに暮らしていたが、その妻が編集長と浮気をして去ってしまった。傷心のボブは、戦争が始まったばかりのイラクへ取材に行く。以前、「見つめるだけでヤギを殺せる」と言うリン・キャシディという男の話を聞いた事があったが、ばかばかしい話だと思っていたその男に、何とそこでその出会ったのだ。ボブはリンにしつこく迫って話を聞くと、彼の目的はビルと言う男を救出する事だと言うのだが…



面白かったです。ただ、好き嫌いは分かれる作品だと思います。脱力系の戦争もの、とでも言いましょうか、信じられないような話ですが、これが実話に基づくというのですから何と言ってよいのやら。とにかく、有名実力派俳優たちが、この何とも不思議で、本気だろうか、と思えるような、でもノンフィクションを基にした作品ということで、信じられないような事を、大真面目に演じている、それがおかしいのです。

            YAGI2               

超能力を真面目に研究し、それを軍事に利用しようとしていたなんて、旧ソ連や中国なんかだとあり得ると思えるのですが、アメリカでも!? ヴェトナム戦争のトラウマで、ニューエイジ思想と言うものがアメリカ軍に起こり、超能力を使って敵を傷つけることなく勝つ、と言うものだそうですが。

映画では、その超能力部隊が「新地球軍」と呼ばれるもので、その計画を「ジェダイ計画」と呼びます。まあ、そのジェダイの騎士がここではリン役のジョージ・クルーニーなのですが、記者のボブ役がユアン・マクレガ-。ご存知『スター・ウォーズ エピソード1』でオビ=ワン・ケノービを演じたユアンにクルーニーが、「私はジェダイだ」とか、フォースが何たるか、を説くシーンは笑えます。

            YAGI4

クルーニーが、時に長髪になりヤギをジ~ッと見つめて大真面目なのがおかしい。そして新地球軍創始者役のジェフ・ブリッジズ、ヒッピー崩れで花を「手に世界に平和を」と真剣にヤギを見つめて殺す、壁を通り抜けられると、軍のいかつい大男たちに説いていく姿がかわいい!そして、やっぱり笑える。
又、敵役のケビン・スペイシー。こういうちょっと嫌味な役をやらせたら右にでる者はいないんじゃないでしょうかね。そして、振り回されてちょっと情けないボブ役のユアン。こんなにはまり役もないのではないでしょうか。とにかく、誰が主人公、と言うよりも、これだけの豪華キャストでそれぞれの個性が存分に発揮され、でもお互いに邪魔をしていないのが凄い。それからもう一人、先日書いた『アバター』ではとっても憎たらしかったスティーヴン・ラングが、ここでは乙女みたいにおめめキラキラさせておかしいのなんのって。同じ軍服なのに全然違うのが面白かったです。

            YAGI3

とにかく、これは役者ありきの映画だと思います。ただ、内容としては奇想天外な展開ながら、もちろん反戦映画でもあると思います。そして、笑ってばかりもいられない、考えると恐ろしくもあります。目を見ただけで相手を殺す方法なんて。すごく真剣な話を、皮肉たっぷりに描いているとも言えるかもしれません。これは俄然、基となった本を読みたくなりました。


THE MEN WHO STARE AT GOATS.
2009年
アメリカ
監督:グラント・ヘスロブ
脚本:ピーター・ストローハン
原作:ジョン・ロンスン 『実録・アメリカ超能力部隊』(文春文庫)
出演:ジョージ・クルーニー、ユアン・マクレガー、ジェフ・ブリッジズ、ケヴィン・スペイシー、スティーヴン・ラング  他




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Last updated  2011.09.22 17:28:52
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2011.09.16
カテゴリ:アメリカ映画

22世紀。戦争で負傷し下半身不随となったジェイクは、車椅子の生活を余儀なくされていた。元海兵隊員の彼は“アバタープロジェクト”にスカウトされる。
人類は地球からはるか彼方の惑星“パンドラ”で、この星の先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせた「アバター」を作る事で、莫大な利益をもたらす希少な鉱物を採掘する為の事業を成功させようとしていた。その為に人間はアバターに意識をリンクさせ、遠隔操作でパンドラで生活しナヴィとの交流を図っていた。




超娯楽大作、面白かったです。
ストーリーとしては、先住民が自分たちのペースで生活しているところに地球人がやってきて、先住民を取り込み、そして結局は争う話で、今までこの地球で、世界中で起こってきた事を、宇宙規模で描いたのです。話としてはよくあるもので珍しくはありません。ただ、アバターに意識をリンクさせて遠隔操作で云々、と言う文章ではちょっとわかりづらいものも、映像で観ると判るし、とにかく全体の映像が斬新でアバターの青も美しいです。これは、映画館の大スクリーンで観るべき映画でしたね。あんなに話題になっていたし、観た人から面白いと言う話も聞かされていたのですが、公開当時は何故か不思議と観る気が起きなかったのです。

ナヴィの都合は全く無視で自分たちの都合を最優先し、好き勝手に振舞う人間たちには閉口しますが、CGの完成度は素晴らしいと思います。自然との繋がりを考えさせられ、貴重な自然や家族を愛おしむ作品に仕上がっていました。仲間の大切さも何かと似ている。CGとアクション、ちょっと見慣れない異星人の様子など『ロード・オブ・ザ・リング』と似たような感じもするのですが、だとしたら、私は『ロード・・・』の方が好きです。

元妻と最後まで争ったこの年のアカデミー作品賞。超が付くほど大ヒットした映画ですし、実際長さを感じず面白かったのですが、余韻は残りませんでした。まあ、DVDで観たことに起因するのかもしれませんが。



AVATAR
2009年
アメリカ
監督/脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ミシェル・ロドリゲス  他




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Last updated  2011.09.16 14:49:57
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2011.08.21
カテゴリ:アメリカ映画

マックスは、ロンドンの金融業界で名を轟かせる敏腕トレーダー。多忙な日々を送る彼のもとに、10年も疎遠にしていた南仏に住むおじが亡くなったとの報せが届く。プロヴァンスでシャトーとぶどう園を所有していたおじの遺産相続人であるマックスは、それら全てを売却するつもりでプロヴァンスへ向かったのだが…



「リドリー・スコットがこんな話を撮ったんだ…」鑑賞直後の感想です。

子供の頃は毎年おじのシャトーで夏のバカンスを過ごし、おじからいろんなことを教わったマックス。しかし、今では仕事の鬼と化し、お金儲けの事で頭はいっぱい。大切な想い出のいっぱいつまったシャトーもぶどう園も売却しようとしていたのだけど、おじとの想い出が至るところで蘇り心が揺れる。そこへ美女が登場し、一目ぼれしたマックスは彼女にアタック、断わられてもしつこく攻め寄る。そして又謎の従妹も現れて。株の事ばかりだった男が人間らしさを取り戻す、と簡単に言えばそんな話でしょうか。

だいたい、マックスの子供の頃を演じるのがフレディ・ハイモア。それが大人になってラッセル・クロウになるのがどうしても解せない、違和感だらけ。ラッセル・クロウはイギリス人って感じじゃないなァ。同じくスコット監督の『グラディエーター』でも、ラッセルはどう見てもスペイン人には見えなかったのだけど。

ご都合主義の映画と言う印象が拭えないし、期待するとがっくり来ると思いますが、暇つぶしにプロヴァンスの美しい風景を堪能するのにはいいと思います。
ラストもね~、そんなんでずっと続くのかしら…? いつか飽きてしまいそう。原題からすると、やっぱり後は続かないんじゃないだろうかって。そんな感想を持ってしまいました。


A GOOD YEAR
2006年
アメリカ
監督:リドリー・スコット
脚本:マーク・クライン
原作:ピーター・メイル 「プロヴァンスの贈りもの」河出書房新社
出演:ラッセル・クロウ、マリオン・コティヤール、アルバート・フィニー、フレディ・ハイモア、アビ-・コーニッシュ、ディディエ・ブルドー、トム・ホランダー、イザベル・カンディエ  他




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Last updated  2011.08.21 16:25:56
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2011.08.20
カテゴリ:アメリカ映画

内戦が続くアフリカ、シエラレオネ共和国。漁師ソロモン(ジャイモン・フンスー)は平穏に暮らしていたが、反政府軍RUFの襲撃により家族と引き離されてしまう。ソロモンが連れて行かれたのはRUFの資金源となっているダイヤモンドの採掘場だった。そこで驚くほど大粒のピンク・ダイヤを発見するソロモン。これがあれば家族を救える。危険を承知で彼はダイヤを秘密の場所に隠すのだった。一方、ダイヤの密輸を生業としているアーチャー(レオナルド・ディカプリオ)は、刑務所でそのピンク・ダイヤの話を聞き、ソロモンに接近しようとする。家族を探す手伝いをする代わりにピンク・ダイヤの在り処を教えてくれと取引を持ちかけるアーチャー。しかしソロモンは承知しなかった。一方でジャーナリストのマディー(ジェニファー・コネリー)がアーチャーに近付いてくる。RUFの資金源となっている「ブラッド・ダイヤモンド」の真相を追っている彼女は、アーチャーの持っている情報が欲しかったのだ。しかしアーチャーは口を閉ざした。やがて難民キャンプで家族と再会するソロモン。しかし息子の姿だけが無かった。RUFが連れ去った可能性が高い。ソロモンは覚悟を決め、アーチャーの申し出を受け入れた。こうして異なる目的を持った三人がピンク・ダイヤを求めて過酷な道を歩き出す。アーチャーはこの暗黒の大陸から抜け出すため、ソロモンは息子の行方を突き止めるため、そしてマディーはアーチャーから決定的な情報を引き出すために……。          
             ーgooよりー



シエラレオネを舞台に、紛争ダイヤモンドに関わる3人を追った物語です。随分前に観ました。その時かなりの衝撃を受けたのに、こんなに時間が経ってはその衝撃の度合いも大分落ちてしまった感はありますが、今更ながらの感想を。あらすじも記憶がまちまちなので、今回は”goo 映画”を引用させて頂きました。

アフリカにおけるダイヤモンドの採掘などの問題は聞いた事はありますが、この映画で描かれるそれは、とてつもなく恐ろしいのです。これがおそらく事実なのでしょう。


            ブラッド・ダイヤモンド1

ディカプリオは、アフリカ英語の発音にして挑んだと言う事ですが、癖のない的な要素は拭えないものの、物語が進んでいくに従って、野性味を帯びていく熱演にそれまでのイメージは変わっていました。
けれど、何よりもいいのが、現地のソロモンを演じるジャイモン・フンスー。力強く、しかし、底深い悲しみをたたえた彼の目力は観るものを引き付け、釘付けにします。

現地の子供たちがどのようにして反乱軍の一兵士として教育されていくのか、その様子には唖然となってしまいます。人の不幸を糧にして生きていく人々、その為に人権を無視され酷使される現地の人々・・・アフリカの真実。これを知ったら、ダイヤモンドが欲しいなんて言えません。
アフリカは問題が多すぎます。その多くは欧米人がもたらしている事も事実。しかし、彼らにきちんとした教育を受けさせる事が出来たら、この事態は変わっていくのに。アフリカの多くの事実を目の当たりにすると、いつもその事を考えてしまいます。 


                 ブラッド・ダイヤモンド2


ダイヤモンド産業の裏側の恐ろしさを描いたサスペンスアクション。
ラストがやや消化不良的な感がありましたが、エンターテイメント性があり、メッセージも充分に伝わっていると思います。


BLOOD DIAMOND
2006年
アメリカ
監督:エドワード・ズウィック
脚本:チャールズ・リーヴィット
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー、ジェニファー・コネリー、マイケル・シーン、アーノルド・ヴォスルー   他




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Last updated  2011.08.20 12:07:25
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2011.08.07
カテゴリ:アメリカ映画

先日、何十年かぶりに『エクソシスト』を観ました。


メリン神父は、イラクの古代遺跡の中から悪魔の偶像を発見し不吉なものを感じていた。その頃映画の撮影の為にワシントンDCに住んでいた女優クリスは、一人娘のリーガンがある時から様子が変わってしまったことに驚く。卑猥な言葉を発し、容貌も恐ろしく、醜く変貌してしまったのだ。病院では精神病の一種だとしか言われないのだが、娘の行状は日増しに酷くなって行き、クリスは近くのカトリック教会のカラス神父に救いを求めた。悪魔が取り付いたと思えないリーガンのあるメッセージにより、カラス神父は教会に悪魔祓いの儀式を要請する。エクソシスト(悪魔祓をする祈祷師)のメリン神父が到着し、いよいよ悪魔祓いの儀式が始まる。


公開当時はR指定だったのかどうかはわかりませんが、しばらくしてからテレビで観たのが初めてで、その後はずうっと先日まで観ていませんでした。公開当時は、雑誌や噂などでそれはそれは恐ろしいホラー映画だということしかわからず、緑の嘔吐物やリーガンが白目を向くとか首が180度回るとか、そんな事ばかりが学校で話題になっていたと思います。実際その後観た時も、そのシーンはとても恐ろしかったのですが、前半の悪魔が付く前、そして付いたかもしれないあたりの暗い雰囲気も恐ろしかったのを憶えています。

そして、今回久しぶりに観た印象は、そのオカルトチックな映像よりもむしろ、母の死の際にそばにいてやれなかった罪悪感で、信仰と現実の狭間で悩むカラス神父のドラマの方に目が向けられました。単なるオカルト映画ではなく、人間の奥に潜む弱さや孤独、キリスト教、信仰心などのいろんなものを考えさせられる映画だと思います。
メリン神父はカラス神父に、「悪魔は人の弱みに付け込んで、嘘をつく」と言います。絶対に悪魔の挑発に乗ってはいけなかったのですが、自分の母親の事を突かれたカラス神父は思わず動揺してしまいます。

昔は恐ろしくて顔を覆って見ていたあのリーガンの白目を向くシーンも、今観ると、「こんなもんだったのか」って感じです。汚いのには違いありませんが。
壮絶な悪魔祓いの儀式、クライマックスシーンも手に汗握りますが、それよりも、やはり秋のワシントンの街の中に、陰鬱な表情のカラス神父や、クリスの家中の様子が今回も恐ろしく感じました。そして、ポスターにもなっていたエクソシスト、メリン神父がリーガンの家の前について二階を見上げるシーン。ドキドキします。

リーガンを演じたリンダ・ブレアもとても話題になりましたが、リーガンの印象が強すぎて大成しませんでした。


何故悪魔はリーガンに乗り移ったのでしょう・・・。


THE EXORCIST
1973年
アメリカ
監督:ウィリアム・フリードキン
脚本/原作:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
出演:エレン・バースティン、マックス・フォン・シドー、ジェイソン・ミラー、リンダ・ブレア、リー・J・コップ  他





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Last updated  2011.08.07 17:12:04
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2011.07.31
カテゴリ:アメリカ映画

高校生の女の子サマンサ(サム)は、今日が16歳の誕生日。だが、明日は姉ジニーの結婚式で、家族が自分の誕生日だと誰も思い出してくれないので落胆。高校でも、憧れの上級生ジェイクに自分が思いを寄せているのがばれたが、その事をサマンサ自身は知らない。それにジェイクにはGFもいる。さらに夜になって、あまり気が乗らなかった高校のダンス・パーティに、祖父に頼まれて中国人留学生を案内することになり、そこでも事件が。


青春映画の巨匠ジョン・ヒューズ監督で、彼の秘蔵っ子モリー・リングウォルド主演の青春映画。この間やっていたのを実に久々に思わず観てしまいました。公開当時既に私はこの(サム)サマンサよりもかなり年上のお姉さんにはなっていましたが、それでも高校生の頃の自分に重ね合わせたりなんかして観たものです。
みんなの憧れの上級生にはガールフレンドがいて、遠くから見ているだけの。たまに目が合えばそれだけで、ドキッ!ちょっとでも微笑んでくれたりなんかすれば、その日一日ハッピーでいられる、そんな片想いの切なさや、喜びを思い起こさせてくれて胸キュンです。

下級生の会話や行動に御馬鹿な男子高校生の笑えるシーンもたくさん出てくるし、サムの家族をはじめ、周りの生徒のユニークな個性が光っていて面白い。ドタバタが入っているのもヒューズ監督らしい。
ジョン・キューザックも出てたんだ。忘れてました。そのジョンのお姉さんのジョーン・キューザックもちょっと不思議でユニークな女子生徒役で出演。相変わらずのコメディエンヌぶりを当時から発揮しています。

サムとその父親との会話がすてきなんです。自分の恋の悩みを父親に相談し、それについて真剣に応えてくれる父親。いい関係で、ほのぼのするシーンです。


          すてきな片想い

写真は、この映画の有名なラストシーン。

大人が観る映画としてはちょっと物足りませんが、青春時代を思い出してこんな作品を観るのはいいですね。


SIXTEEN CANDLES
1984年
アメリカ
監督/脚本:ジョン・ヒューズ
出演:モリー・リングウォルド、アンソニー・マイケル・ホール、ポール・デューリー、ジョーン・キューザック、ジョン・キューザック  他




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Last updated  2011.07.31 16:52:51
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2011.07.03
カテゴリ:アメリカ映画

昨年でしたか、この映画が話題になった時とても興味を持っていたのですが、WOWOWでは数ヶ月前から放映していてやっと観ました。


ある日、巨大な宇宙船が南アフリカ共和国、ヨハネスブルグの上空に飛来したが、そこに浮かんだまま動こうとしない。政府はヘリコプターで偵察隊を派遣。その宇宙船の中は不衛生極まりなく、エイリアンたちは衰弱しきっていた。さしあたりの対応として、ヨハネスブルグの第9地区の仮設住宅にエイリアンを住まわせる事にした。それから20数年後、下級市民として扱われるエイリアンの住む第9地区はスラム化し、彼らと市民たちの対立は激化し、エイリアンを第10地区に強制移住させることになったのだが…。



南アフリカ共和国、スラム街となるとアパルトヘイトを思い起こしてしまいます。確かに前半はそれを連想させるものがあります。社会派ドラマなのか、と。ただ、出てくるエイリアンは「エビ(Prawn)」と呼ばれ、かなりグロテスク。高等な生物とは思えないような行動や不衛生さで、確かに市民と共存するには困難な点が多くありそうです。でも、彼らには地球を襲うようにも見えない。何の為にここに来たのか、いや、ただ他の星に行く途中ちょっと地球に立ち寄ったら単に宇宙船が故障してしまったのか、その辺は全くわかりません。

主人公のヴィカスは少々おっちょこちょいなお人よし。対して、宇宙人の親子、特に父親は知的で落ち着いている。この対比も面白いのですが、数メートルも飛び跳ねるようなエイリアンが、巨大宇宙船を所有しているような彼らが地球人に虐められるのも、下等動物っぽく扱われるのも不思議。

前半は手持ちカメラを駆使したような映像でドキュメンタリーっぽく仕上がっています。しかし後半は・・・いろいろと・・・かなりグロテスクな場面が展開していき、B級映画色が満載と言った感じになります。なんか昔の「ウルトラQ」みたい。目を背けたくなるけどやっぱり観たい、と言うような。

監督も俳優も全く知らない人ばかりだったけど、B級映画の醍醐味を堪能しました。

それにしても、この3年後がどうなるのか気になってしょうがないのだけど。


DISTRICT 9
アメリカ/ニュージーランド
2009年
監督:ニール・プロンカンプ
脚本:ニール・プロンカンプ、テリー・タッチェル
出演:シャールト・コプリ―、デヴィッド・ジェームズ、ヴァネッサ・ハイウッド  他




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Last updated  2011.07.03 17:38:55
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