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今日も暑くていい天気。
近所に住んでいるおばあちゃん(厳密には従兄弟のおばあちゃん)の家に行った。 おばあちゃんは、体を動かすことが大好きで、普段から水泳をしたり、旅行にでかけたり、散歩も娘より早く歩くくらい 元気なおばあちゃんだったのだけど、去年の7月から体調を崩し、ズンズン痩せていって今では話す声も震えるように弱弱しくなった。 ソファーに座っていても知らない間に眠ってしまうようなことも度々あった。 もうすぐ80歳なので仕方がないと言えばそうなのだけど、それでもこれだけ急激に弱っているので、家族もとても心配している。 最近、電気によるお灸をする所に通院しはじめたのだけど、それがとても良いようで、食欲も出てきて なんだかお肉が食べたい気分になったようで、今日、急遽BBQをすることになったのだ。 私たちにとっても、久しぶりのBBQだった。 田舎に住んでいた頃は、BBQ好きのおじさんの家でいつもご馳走になっていたけど、こっちではあまり頻繁にBBQをしたりしないようだ。 田舎は他にすることがないからね。 ちょっと、田舎の生活、優しかった近所の人たちが懐かしくなった。 食後のコーヒーを飲んでいるとき、献血の話になった。 おばあちゃんの体は、うまく血液を作ることが出来なくなっていて、以前は週に1回くらい輸血を行っていたのだけど、輸血する血液があまりないため、輸血を受けたい人がいる場合、その家族が献血することによって、輸血を受けることができるというシステムになっているらしい。 ただ、一度献血をすると再び出来るのは3ヶ月後だし、何週間以内に風邪を引いていてはいけないとか、歯の治療中はいけないとか、何かと制限があって、頻繁に輸血を必要としているおばあちゃんのような人にとっては、家族の血だけでは、足りないことになってくる。 おばあちゃんと血液型は違うけど、直接私の血がおばあちゃんに輸血されるのではなく、知り合いが献血をしたことによっておばあちゃんにあった血が輸血されるということになるそうだ。 そういう状況とか知らなかった私たちは、早速 献血をしてくれる場所を聞き、今週にでも行ってこようと思う。 いつもお世話になっているこの家族に、こういった形で恩返しできるのは、とってもうれしいことだし、喜んで献血したいと思う。 本当は、知り合いにそういう人がいなくても、誰かのために普段からすることは大事なことなんだけどね。 夕方は、サンパウロFCとサントスFCの試合。 この試合で勝つか、同点であれば、サンパウロFCのサンパウロ州選手権での優勝が決まる。 スパーっと気持ちよく勝って欲しいところだったけど、何度か得点チャンスがありながらも、サントスの守りは堅く、結局0-0の同点で試合は終わり、サンパウロFCの優勝が決まった。 外では花火があがり、叫び声が聞こえてきた。 大音量でサンパウロFCの応援歌をかけて、サンパウロFCの大壇幕を飾り走り回る車もいた。 彼らはきっと パウリスタ大通りまで行くんだろうな。 ちょっと覗いてみたい気もしながらも、家で大人しくしていることにした。 Kohはベランダから「サンパウロ チャンピオン!!」と叫んでいた。 しっかりサンパウリーノな3歳児でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月05日 21時23分37秒
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