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2008年07月26日
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カテゴリ:LIVE



【おしん】

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尾瀬から帰って間がない昨日7/25
再び【おしん】を観に新橋演舞場に行きました

一度目に聞き逃していたせりふや
見逃していた俳優の動きに目がとまり
【おしん】すごさを改めて感じました

おしんの子役(佐々木麻緒)の純でひたむきな演技、せつない声
<おらが奉公にいくで、ばっちゃんに白い飯を食わせてくんろ。
かあさまには、おなかにいる赤子が生まれるようにしてくんろ>
わずか数え7歳の年で奉公にいくおしんの言葉が胸にしみます

その言葉を残して奉公にでたおしんでしたが
大事にしていたばあちゃんにもらった餞別の50銭を奉公先の女中つね(東てる美)から
盗人よばわりされたうえ、そのお金を取り上げられて、奉公先を飛び出し
家に戻ろうと冬の沢に入ってしまいます
沢を筏で下ってきたおしんは、その沢をさかのぼれば家にたどり着くと考えたのでした

行き倒れになったおしんを助けたのは俊作(勝野 洋)でした。
俊作(勝野 洋)は日露戦争に行って人を殺し、
自らの体には銃弾がはいったままの脱走兵。
人目を逃れて山で暮らしていたのです。

俊作は、戦争の悲惨さなど何も知らないで
軍人さんは偉いと軍歌をうたうおしんに諭す様に言うのです

<おしんが人を殺せばつかまって罰を受ける
だが、戦争は人を殺せば褒められる。
人を殺すことが偉いことか 名誉なことか
人を傷つければ、自分も傷つく
絶対に戦争をしてはいけないんだ>

俊作は戦争で傷ついた優しい心と優しいまなざしをもって
貧しくて学校にもいけなかったおしんに字やハーモニカを教えるのでした

しかし、春になっておしんを家に送り届ける途中
軍隊に見つかって鉄砲で撃たれて死んでしまいます

そして、おしんは再び奉公に行くことになります
奉公先の酒田の米問屋・加賀屋くに(山本陽子)は
学校にいけなかったおしんが本を読めることを知り
自ら手習いやそろばんを教え、
自分の孫・加代と同じように育ててくれるのだった

月日は流れ、加代のお見合い当日の上京に協力したおしんは
お世話になった加賀屋をやめることになった

その足で家に戻ったおしんは人生の転機と出逢う
女工として出稼ぎに行っていた姉が肺炎になり
家に戻っていたのだ

姉の病気を治す薬はないと姉についてきた医師・田倉(丹波貞仁)に言われ
おしんは自分が働いてきっと姉を治すと母に告げる

そのことを聞いた姉は、
<もう自分のいのちはない、
これからの時代は女でも自分で生きていく力が必要だ
自分の夢だった髪結いになる夢をおしんが叶えてほしい>
と、最後の力を振り絞っておしんに頼むのだった
手には、女工でためた費用と髪結い師匠のことが書いたメモがあった

後ろ髪を引かれる思いで、故郷を後にする
そして、4年がたち、修行がおわり、
おしんは、酒田に髪結い屋を開業するところまでこぎつける
全て、自分の力で
ただ、おしんの修行時代の4年間、
姉の病気に立ち会って家まで送ってくれた医師・田倉は
手紙でおしんの旅たちを心配し、励ましてくれていた
おしんにとっても田倉の励ましはおしんの心の支えだった

そして、開業のその日 田倉は母の強い反対を押して
おしんに告げるのだった

<僕はおしんちゃんのそばにいたいいんだ
病院を追い出され 無一文になっても
おしんちゃんと暮らしたいんだ>

おしんはその申しいれを断るのです
愛しているからこそ、将来のある人との結婚を拒んだのでした
<私と田倉先生では住む世界が違うのです
小作の娘と有名な病院の先生とは身分が違うのです>

ちょうどそこに居合わせ、話のなりゆきを聞いていた加賀屋のくにがおしんにいいます
<ほんとうにそれでいいの
身分だの住む世界が違うなどおしんらしくのない
そんな根性なしだったの
私は加代とおしんを訳隔てなく育てたのよ
ほんとうにそれでいいの>

それを聞いたおしんは田倉に自分の思いを告げるのでした
<一文無しでいい
一からやりましょう
だれの助けも借りず
はじめから二人で>

嬉しいことに反対していた田倉の父もおしんにあって
おしんとの結婚を許してくれたのでした


そして、結婚が決まったことを知らせに家に帰ったおしんを
悲しいことが待っていました

父・作造(前田 吟)との別れです
お酒で肝臓を悪くした父は寝込んでいたのです
そして、結婚が決まったことを知った父は
祝いの酒を飲むのです。
母もその酒が命取りになることを知った上で
夫に酒を注ぐのです

そして、嫁ぐ娘へのはなむけに
歌を歌いながら踊るのです

<めでためでたのわかまつさまよ>
わずか数え7歳で口減らしのため奉公に出し、
その後も何度もおしんに苦労させたという想い。
その思いを胸に
涙をこらえながら 嗚咽しながら
踊るのでした
<やっしょまかしょ やっしょまかしょ>
父として娘にできる最後のうれしい踊りでした
前田 吟の渾身の踊りは多くの人に
心に焼き付けられることになるでしょう

おしんが教えてくれる人生の喜びと悲しみ
おしんが与えてくれる生きていく勇気と明日への希望
僕は大切にしたいと思うのです


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(7/12 ブログから)

【おしん】今こそ!今だからこそ!







新橋演舞場で上演されている【おしん】を観てきました
僕にとって【おしん】はこころの故郷
とってもすてきな3時間20分でした!!

前半の子役のおしん、とってもよかった!!
東北弁のあたたかいひびき
最初から泣かされ、ずーと泣きっぱなし!
身じろぎひとつしないで観入ってしまいました

聞きなれた 音楽
聞きなれた おしん・小林綾子さんの声
後半になればなるほど
懐かしさがこみ上げてきました

貧しかった幼い頃
貧しかったあの頃

母の愛に包まれて暮らした幼い頃
母の愛に包まれて暮らしたあの頃

遠いけど忘れがたい日々があって
今があることを思い出させてくれる

【おしん】


最近の新聞は暗い話ばかり
親が子を殺し、子が親を殺し

不正・虚偽・偽造‥‥ワーキングプア・二重派遣‥‥
挙句の果ては勝ち組・負け組みと人間を区別して

悪いことをしなければ損したような
愚かなことに気づく事もなく

何が大切なことなのか
何が幸せなことなのか

いつのまにか忘れてしまっている
社会と人間

そんな今こそ!
今だからこそ!

いつまでもこころに深く
訴えてくる

おしんが恋しい!

おしんの言葉をこころに刻みこんで
今日を 明日を 
僕は生きていく!!





<解説>

どんな逆境の中にあってもしっかりと大地に足をつけて一歩づつ成長していくおしん。
今回の舞台化では、奉公に出されたおしんが、様々な出会いや別れを通して成長し、結婚するまでの半生を、装いも新たにして丹念に描き出していきます。
人を信じ、そして、耐え忍ぶ。
“豊かな”時代に生きる私たちに、本当に大切なものは何かをおしんは優しく語りかけます。


原作・脚本 橋田 壽賀子

おしん 小林 綾子
ふじ 長山 藍子
作造 前田 吟

つね 東 てる美
清太郎 堤 大二郎
定次 佐藤 輝
田倉 竜三 丹羽 貞仁
松蔵 小宮 健吾
勝次 森本 健介
みの 渡辺 陽子
はる 河野 由佳
加代 村井 麻友美
演出 石井 ふく子

加賀屋くに 山本 陽子
なか 赤木 春恵
俊作 勝野 洋

おしん(子供時代) 佐々木 麻緒
諸星 すみれ
(※ダブルキャスト)
加代(子供時代) もも
渡邉 ひかる
(※ダブルキャスト)


おしん



  






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最終更新日  2008年07月26日 16時47分44秒
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