2013/04/20(土)05:12
<ぶらり鎌倉>鎌倉のさんぽみち(1)
<ぶらり鎌倉>
鎌倉のさんぽみち(1)
安養院:北条政子法名の寺
この寺のツツジは見事というほかはない
この時期には必ずこの地を訪れる
そのときは観音さまとお地蔵さんに
あいさつするのが恒例だ
観音様のご利益は縁結び
世界中の子供たちの幸せを祈願する
撮影:母衣崎健吾
この寺の歴史には、長楽寺・善導寺・田代寺という3つの前身寺院が関係している。長楽寺は、1225年(嘉禄元年)北条政子が夫である源頼朝の菩提を弔うため長谷笹目ヶ谷(はせささめがやつ、鎌倉文学館付近)に願行を開山として創建した寺と伝えられる。山号を祇園山と号し、律宗の寺院であった。長楽寺は1333年(元弘元年)兵火により焼失し、大町にあった善導寺に統合され安養院長楽寺と号した。なお、安養院は政子の法号から取られたものである。一方、田代寺は1192年(建久3年)田代信綱が尊乗を開山として比企ヶ谷(ひきがやつ)に建立したのに始まると伝えられ、江戸時代になって安養院に統合された。千手観音は田代寺にあったもので、田代観音とも称されている。
本堂内には寺の本尊の阿弥陀如来坐像(室町時代)の背後に
札所本尊の千手観音立像(江戸時代)を安置する
(ウイキペディアより)