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カテゴリ:スポーツ全般
いや~~久々に痺れてしまいました。
先ずは、試合後最新のニュースはこちらを。 それにしても、本当に王ジャパンは素晴らしい戦いを見せてくれました。 それに関してはまた後で触れるとして、相手チームの韓国の事を少し。 今回、残念ながら日本に敗れてしまいましたが、韓国代表チームはやはり、決して侮って勝てる相手ではありませんでした。 結果としても日本は1勝2敗。 しかも日本のレベルよりは下と思っていたのに、今大会は全く引けを取らない戦い方を見せてくれました。 これは同じアジアからの進出チームとして、嬉しい事でありかつ決して恥じるような成績ではないと思います。 ぜひ、次回は「事実上の決勝戦」と言える戦いをしましょうと言いたい。 さて日本代表ですが、2次リーグ奇跡の決勝トーナメント進出の上、ここまで2敗している韓国との再々戦という事で、相当なプレッシャーの中での試合だったと思います。 先発の上原選手は「海外試合無敗」という記録があるらしいんですが、それ以上にこの1戦にかける思いが伝わってくるような熱闘でした。 韓国のバッターは2戦とも8回の得点と言う事で、中継アナウンサーは『魔の八回』なんて事を言ってましたが、やはり日本のエース級の投手は打ち崩せず、この試合も上原選手のスライダーとフォークに凡打の山。 対する韓国のエース ソ・ジェウンは、中盤ランナーを出すと不安定になりながらも、5回を無失点に抑え、6回は左のジョン・ビョンドゥに変えいつもの継投策に出てきた。 これも予定通りの流れで、ソ・ジョウンに付け入る隙が見えて来た所での交代に、多分嫌なムードが流れたと思います。 ですが7回、先頭打者・松中選手の炎の激走!2ベース。 これで、日本チームの空気が多少変わったんでしょうか。 それを察したかのように、韓国は右のサイドスロー キム・ビョンヒョンを投入。 多村は送りバント失敗から三振。 ここで、調子を落としていた福留選手を代打起用! この采配が的中!福留選手の先制2ランから怒涛の5得点となりました。 まあ投手起用に関して思う事は、昨日の日記に書いておりますので後でお読みいただくとして、この2次リーグを通じて言われてたのが「韓国のような試合を、日本がやるべき」という論調。 確かに、韓国の野球は本当の意味でスモールベースボールだったと思います。 今回2回目の対決となった、2次リーグ「対韓国戦」 2点取られた後の9回表、日本は西岡選手のホームランで1点返した後に金城が倒れ 松中がヒット・青木代走。 この場面で、王監督は国際舞台に不慣れな広島の大砲・新井を送る。 正直、この場面で一発狙い(=逆転サヨナラ)は決して得策には見えなかった。 実際、新井は交代したオ・スンファンに三振に取られ 続く(これも横浜の大砲)多村も明らかに一発狙いの大振りで三振。 韓国戦2連敗の苦渋を飲まされた訳で、この場面では明らかに王ジャパンはスモールベースボールを忘れていた。 それこそが敗因であり、逆に今回は松中の力走が、勝利への執念を思い起こさせたような気がしてならない。 尚、韓国メディアは相変わらずの論調だが、冷静になってきたらやはり野球に関する“底力”の差を感じたようで、今回のトーナメントの異常さに言及している。 確かに世界の常識で言えば、クロストーナメント(A組1位とB組2位が対戦)が当たり前だよな。 この論調には、激しく同意。 こういう部分を是正していく為にも、アジア勢2チームがトーナメント進出って言うのは大きい事だと思う。 最後に代表つながりと言う事でジーコジャパンにも触れておきたいんですが、日本の代表戦と言えば、今回のWBCしかり、一昨年のサッカーアジアカップしかりで、本当に幾多の薄氷の場面を潜り抜けてきました。 日本人ひいてはアジア勢は、どうしても欧米勢に体格と戦略で、南米勢にはスピードとテクニックで及ばないかもしれない。 でも、唯一世界中が日本に対して警戒する部分は「折れない心」 コンフェデで戦ったブラジルチームは「日本は絶対あきらめない。それこそが最も恐ろしい部分だ」と。 ちょっと前まで日本が欧州勢と戦う時は、前半引き気味に守りを重視し相手の隙を尽いて一気に攻め少ないチャンスを物にするという戦い方でした。 いつの間にやら日本代表を語る時に、システム論やらジーコ采配論が闊歩するようになってしまいましたが、まずは日本の「武器」を最大限に生かすような戦い方を、追求して行くべきなんじゃないかと、痛切に思う次第です。 まずは、次のキューバ戦(21日11:00~)を楽しみに待ちましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月20日 04時10分09秒
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