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テーマ:気になったニュース(31591)
カテゴリ:日記・徒然
誤解を恐れず言えば「日本最低の策士が、下策を選んで落ちて行く」って言うのがこのメール事件の経緯に対する印象です。
今回のメール事件、そもそも発端からきな臭い感じはあったんですよ。 ホリエモンは物の道理は知らなくても、少なくともネットで飯を食ってきた人間。 外部に知られて危険なメールなら、他にどうとでもやりようがあるのは百も承知じゃないですか。 それを実名入りのメール。しかも、送信者と受取人のメアドが一緒だったなんて、楽天広場にアフェリエイトはれるくらいの知識があったら見抜けるでしょう。 そういう怪しい情報を“掴まされて”いながら、ホイホイ乗ってこんな状態になって。 情報の扱いが怠慢なクセに、目の前の牡丹餅に貪欲だから、墓穴に落ちるんです。 しかも、それに恥の上塗りをしたのが、現代表の前原氏。 党内派閥の勢力を考えてと言う事はあったかも知れませんが、よりによって「自分達のミスを棚上げして情報源を売らせた」訳です。 マスコミには「情報源秘匿の鉄則」というのがあります。 これは「内部告発」の取扱いなどにも影響するんですが、マスコミでは情報提供者の許可がない限り、どんな情報であろうとそれを提供した人の出処は明かしません。 なぜなら、それを明かす事で提供者に危険が及んでは、重要な情報など手にする事は出来ないからです。 では、その情報の真偽に関する責任は、、、当然、マスコミが全責任を追う事になるんです。 だからこそ、情報提供があった時に、マスコミは“裏取り”に奔走する訳で。 ところが、民主党がやった事は、日頃嫌ってるマスコミ“でさえ”やらないような恥ずかしい事を、保身の為にやったんです。 この事で、自民党は多分笑いが止まらなかったでしょう。 なんと言っても、3点セットとまで呼ばれた、政府を揺るがす大問題を自らの不手際で蹴散らしてしまった訳ですから。 「三国志」の中で諸葛孔明は、自らの指示に従わず独断専行して大敗した、若き有望な武将“馬謖”を、軍規を保つため切り捨てます。 (故事に「泣いて馬謖を斬る」の由来) もし、この言葉に習って永田議員を辞職させていたらどうなったでしょう? 国民には「民主党は身を持って提供者を守る」という好印象が残るでしょう。 また永田議員にしても、辻本さんなどのケースと違い「若い故にはめられた」との印象から、次の選挙で追い風と言う事も考えられます。 またこれも故事を解けば「内を恐れる者はすなわち強し」の言葉通り、これだけ厳しい民主党から出る情報は、信憑性が高いという事にならないでしょうか? (ここら辺は、賛否両論あるでしょうが、あくまで1国民の印象。) おいらが思うに、実は渡部“平成の黄門様”恒三国会対策委員長に世間の目が向いている間が最後のチャンスであって、渡部国対委員長の白虎隊の話も、暗に若い者への助け舟だったように思うんですが、古老の智恵も前原“世間知らずの優等生”代表には無用の長物だったようです。 この後、西澤某の証人喚問請求だそうですが、その西澤だってどこまで言うか。 なんせ「民主党がケツまくった」のがはっきりした以上、例え嘘でも粘れるだけ粘れば会期が短くなり、他の法案の審議にかける時間がなくなり、数に勝る自民党の良いように国会が回る事になるでしょう。 ヾ(@^▽^@)ノわはは~まわる~まわる~会議はまわる~ 小泉もまわる~麻生もまわる~、前原と永田は、みそっかす~(笑) こんなんで政権交代なんて、へそで茶が沸くぜっ! その後の経緯はこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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