ご自分の作品を、自分で再録あるいはリメイクする事を、最近の音楽業界では“セルフ・トリビュート”って言うようです。
という事で30年ぶり、市川組「犬神家の一族」がセルフ・トリビュートされるそうで、映画業界としても極めて珍しい作品だとは思うんですが、それにしても市川昆監督！90歳ですって。

凄いですねえ。

俺自身、20歳の頃に40歳の自分をまったく想像も出来ませんでしたが、それにも増して90歳で映画監督として第一線にいらっしゃる監督のパワーって何なんでしょう。
考え方一つでは「何も同じ監督で撮らなくても」と思う節はありますが、それを失礼と考えるかどうかは別として、引き受ける監督の精力に感服いたします。

さて、映画好きの間では、よく話題に上がる「マイベスト・金田一耕助」
おいら自身は、初めて探偵映画と言う物を、きちんと1本見た前作の「犬神家の一族」から、石坂浩二さんの印象が非常に強いんですが、ちょっと上の世代になると、テレビ版の古谷一行さんの印象が強いようですね。
で、調べてみたら、こんなにいらっしゃいました。
Wikipedia・金田一耕助を演じた俳優

そういえば、確かにうちの親父たちは片岡千恵蔵さんと言ってたのを思い出します。
（片岡千恵蔵さんは他にも「多羅尾伴内シリーズ」もあったので、探偵物の印象が強いようです）
最近では、豊川悦史さんと稲垣五郎さんが、いい印象がありますが、稲垣さんの場合、アイドル色が強いのでもう少し歳を取るとはまり役になって行くのかも知れませんがね。

ついでに、Wikipediaで「金田一耕助」を調べた結果、もの凄い情報量でした。
これを読んでるだけでも楽しいので、載せて置きます。