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テーマ:気になるテレビ番組(2994)
カテゴリ:TV・Waching
「華麗なる」30・4%締め
話題騒然の「華麗なる一族」ですが、最初4話程はきちんと見てたんですが、その後、色々トラブル(主にかみさんの入院関係)で観れなかったので、DVD化されてからまとめて観ようと、、、 心に決めてたはずなのに、18日昼からの特番(TBS戦略にドはまりw)観ちゃって、しかもその夜、幼稚園PTAの慰労会で一緒に副会長やってる兄貴が「絶対、9時前に切り上げる!」なんて力説するもんで、つい帰ってから観ちゃいました。 それにしても山崎豊子さんの作品って言うのは「白い巨塔」にしてもそうだけど、社会の裏面とそこに生きる人間像を見事に描き出してて"眼を離さなくさせる力"を感じますね。 (それはNHK「プロジェクトX」にも共通する部分なんだろうけど) 賛否(の内、否の方が幾分多いようですが)両論を巻き起こしたキムタク起用ですが、自分はそれほど悪くはなかったと思います。 ただ、時代的な物・立場的な物を考えた場合、長髪は許すにしろ「七三分け」程度のスタイルにして欲しかったとは感じますが。 長谷川京子にしても大根呼ばわりされてますが、むしろ世間知らずのお嬢様育ちと言うキャラを考えた上では、ズブっぽさが生きていると思います。 むしろ稲森いずみの設定が、現代的過ぎる気がしましたがね。 それはそうと1974年に映画化されてる当作品(今回調べるまで知らなかった( ̄□ ̄;)!!)とのキャストを比較しているコメントがありました。 この比較を見ると映画版は物凄~~く大人のドラマと言う気がします。 まあ、74年当時、自分は8歳な訳で、その目線から観る仲代達也さんと、40の目から見るキムタク(32だっけ?)はもちろん違って見えて当然ですがね。 それ以上にビックリしたのが、美馬中(←"あたる"と読む)役が、映画では田宮二郎さんだったんですね。 今風のキャスティングなら鉄平→田宮二郎となりそうなもんだけどなぁ。 意外とキャスティングの妙ってのはここら辺かも知れません。 さらに見つけたのがモデルとなった関西の2企業の話。 まさに昭和の経済史ですね。 しかも鉄平のモデルが後に社長に返り咲くなんざ、よっぽどドラマティックじゃないですか。 そうしてみると、やはり1クールの枠に縛られてる今のドラマ界って言うのは、余程不自由な世界になってしまったような気がします。 もひとつ、おまけリンク 華麗なる一族・ロケ地ガイド。 (冒頭の町並みは、上海で撮影。)
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最終更新日
2007年03月21日 16時36分46秒
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