|
テーマ:サッカー日本代表♪(1619)
カテゴリ:サッカー・日本代表
![]() 試合直前に、ジーコ前監督とイビチャ・オシム監督に付いて取り上げてたのが、まるで何かの暗示だったかのように、いみじくもジーコが語ってた言葉を思い出させる試合内容で、わが日本代表は3位決定戦で、宿敵韓国と対戦する事となりました。 曰く「亡くなった兄の言葉が思いだされて仕方がない。「どうしても1点で泣くんだ」と。(ゴールを)取れる時に取っておかないと1点で泣くということは、他の試合でもそうだった。1点を取っておけばシチュエーションはまったく変わっていたということで、1点の重みを痛感した。」 これはコンフェデレーションズカップ・ブラジル戦後のコメントですが、この時も加地の絶妙なシュートが、オフサイドと判定され、後で考えればその1点に泣いたと言うゲームでありました。 今回のサウジアラビア戦。 考えれば、かねてから「アジアのブラジル」の名を欲しいままにしていながら、ここ3回のアジアカップでは日本の隆盛もあって優勝の栄冠から遠ざかり、あまつさえ昨年末のアジアカップ予選ではアウェイとは言え3-1という苦渋を味わったサウジアラビアのこの一戦にかける思いは、日本がオーストラリアに抱いていた思いに負けようはずもありません。 対する日本代表の面々が、そのサウジの選手の心に思い至らなかったとすれば、もうその時点で試合は決まっていたかも知れません。 もちろん試合後オシム監督の語る言葉に、嘘も偽りも無いでしょう。 (時として二枚舌ではありますが、さすがに敗因を語る伯楽の言葉には、いささかの誇張も欺瞞も見受けられず、素直に実情を語ってるのが感じられます。) しかしながら思いをそこに馳せる時に、自分たちのポテンシャルが下がる前に、なぜ貪欲に先手を打たなかったのか、、、 全ての後悔は、そこに集約されると思います。 (いみじくも、地上波中継解説のセルジオ越後氏のコメントと同じになってしまいますが) 個人攻撃ではないですが、もっとも不満を感じたのは加地と駒野の両サイド。 まだ駒野は、遅いなりにも他のMF勢と連動して守れてたし、単純ながらも攻め手はあった。(単調すぎて決まる気はしなかったが) しかし加地に関しては、走らず守れず保持出来ず。 中継画面に向かって、何度「打て!」と言い続けたか、気が知れません。 その精彩を欠く加地のフォローに、俊輔や啓太が体を張る回数が増えるにつけ、どんどん日本代表のプレーからゴールの匂いが消え去っていきました。 (正直、加地は好きな選手なだけに、余計残念。) ある意味で言えば、この2得点が、そろってCBの二人から放たれた事を考えれば、前線がいかに消されてたか、その為にただでさえ疲労の蓄積されたCBに、重い負担を課したかが理解出来ようというものです。 しかも、今大会のサウジのFW2人の動きは、かつての中東レベルのそれではない、まさに欧州レベル。 さらに言えば、気候変化のアドバンテージを消すような、風があってしのぎやすい天気。 これだけのネガティブ要素が揃っている中で、前線にいる選手が「相手を眠らせる程の意識」を持って挑んでいない(少なくとも自分にはそう映った)以上、良い展開は作れても勝てる要素は非常に希薄であったんだろうと思う。 自分は決してオシム信派と言うわけではないが、オシムが言う「日本的な戦い方」は大いに結構だし、今回の負けも、未成熟の過程として受け入れる気持ちも十分にある。 だが、どんなに戦術や能力が高いレベルにあったとしても、またどんなに悪条件が揃っていようとも、最後に物を言うのはゴールに向かう気持ちなんだと言う事を、改めてアジアの雄に教えられた試合でありました。 さぁ次は切り替えて、もう一方の雄・韓国に勝って、次大会予選免除を、全力で勝ち取ろう。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[サッカー・日本代表] カテゴリの最新記事
|