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テーマ:ニュース(95520)
カテゴリ:スポーツ全般
スポーツ新聞のトップ記事が、軒並み「朝青龍外出!」って、皇室でさえそこまではしないだろうと言うほどの扱いになってますが、なんか不自然さを感じますね。
そもそも今回の問題を含め、大相撲ってここまで持ち上げておくような物なんでしょうか。 (いきなり、毒吐きますかぁ~!?w) 「大相撲」という世にも奇妙なシステムが相撲協会に委ねられている以上、今回のモンゴルでの行為も反則行為として捉えるのが正当でしょうし、大相撲協会が出した「2場所出場停止」をはじめとした裁定も、厳しいとは思うが妥当な線であると思います。 で、それ以上に問題なのは、その裁定に対しての本人の会見がない事をエサにした、マスコミの2次的な朝青龍叩きが容認されてることだと思うんですよね。 そりゃ、朝青龍の行動は軽率だし、帰国前に出した診断書も、今となっては巡業逃れと思われてもしょうがない。 だったら、それならそれで「そこまでして巡業に行きたくないなら、もう横綱として土俵に上がらなくて結構」(つまりは即廃業)と、なんで言えないんだろう。 それを、協会が断行(もちろん緊密な事情聴取は必要だが)出来ない事が、マスコミの独断専行を許してる気がしてならないんだよなぁ。 それもこれも「大相撲協会並びに横綱審議委員会の面子に関わる」ので、横綱には厳しく出来ないという不条理が根底にあるんじゃなかろうか。 もちろん、プロスポーツという興業概念を持ち込んだが為に、横綱昇進の為の基準を持ち込む事でその価値が失墜した事は確かだし、そこに関しては横審のジレンマはあると思うのよ。 ただ、ジレンマを腹に抱えながら運営する以上、有事の際の判断基準も常に敏感に持ち、適切に行使しなきゃいかんと思うんだよね。 例の細木ばばぁが「モンゴルの資源を獲得する政治判断のためにも、、、云々」っつうのも腹が立つ言い草だけど、それ以上に、日本で英雄になった朝青龍が、こういう恥ずべき行為で帰国して、母国の人間が果たして今まで通り英雄として扱うかどうか、その上でいまだに日本人にも愛され、相撲道を全うしている(というように見える)白鳳をどう評価するのか。 いずれにしろ、国内でうだうだやってるよりも、廃業覚悟でも帰国したいならさせれば良いじゃんって思うよ。 どうせ現代の横綱なんて、力士ランキングのトップでしかないんだからさ。
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